悪夢喰らい 角川文庫
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悪夢喰らい 角川文庫

夢枕獏【著】

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悪夢喰らい 角川文庫

定価 ¥418

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1986/02/20
JAN 9784041626016

悪夢喰らい

¥220

商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2024/06/05

鬼走り:憑かれたように走る男達の死亡事件を追う刑事。子供の声が怖い。 コトロの首:山猟師小屋で踊る男女。狂気。 骨董屋:紛失物買戻し,過去を体験。苦。 四畳半漂流記:SF

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2019/09/14

夢枕獏氏の1984年刊行単行本を1985年に文庫化したもの。 短編が9篇収録されています。 2002年に角川ホラー文庫から再発売されているので、ホラー小説を期待して読んだのですが、読んでみると、ちょっと違いました。現代を舞台にしていながら現代日本を感じさせない、民話のような、何...

夢枕獏氏の1984年刊行単行本を1985年に文庫化したもの。 短編が9篇収録されています。 2002年に角川ホラー文庫から再発売されているので、ホラー小説を期待して読んだのですが、読んでみると、ちょっと違いました。現代を舞台にしていながら現代日本を感じさせない、民話のような、何とも不思議な感覚。日常からふっと非日常の世界に入り込んでしまう話でまとめられています。 時折、1980年代ホラー映画のスプラッター・ブームに影響されたような人体破壊描写が在るので、角川ホラー文庫から再発売されたんでしょうかね。 以下は作品ごとに簡単な感想を↓ 鬼走り 走ってくる子供の幽霊、という怪談めいた話を、どことなくユーモアを感じさせるホラー小説に仕上げています。△ こころの首 なんというか、山小屋を舞台にした民話調ホラー、とでもいうところでしょうか。スプラッターな表現だけには、作品が発表された1980年代の雰囲気があります。△ 中有洞 死後の世界をモチーフにした、仏教説話的な怪奇物語。△ のけもの道 バイオレンス描写が楽しめる一編。ずっとのけものとして生きてきたサラリーマンの悲哀を描いています。△ 骨董屋 藤子不二雄的な「すこしふしぎ」ジャンル。哀しくて残酷なところは石森章太郎的かも。まあ、どっちにしろ、トキワ荘出身作家からの大きな影響を感じさせます。△ 四畳半漂流記 大学生が住む狭いアパートの1室を舞台に、天使と悪魔の戦いを描く、不思議なファンタジー。× 八千六百五十三円の女 男を破滅させる謎の女との出会いと別れを、恐ろしさと切なさで描いた一編。△ 霧幻彷徨記 山登りの途中、死の世界に迷い込んでしまう物語。夢枕獏氏特有の螺旋の概念を時間に例えた観念的な一編。× 深山幻想譚 これも山が舞台。誰も来ないような山の中で、謎の男と出会う怪奇物語ですが、不条理な展開になります。△

Posted by ブクログ

2015/07/06

鬼走り、ことろの首、中有洞、のけもの道、骨董屋、四畳半漂流記、八千六百五十三円の女、霧幻彷徨記、深山幻想譚

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