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深夜特急(第二便) ペルシャの風
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1986/05/25 |
JAN | 9784103275060 |
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深夜特急(第二便)
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1974年、27歳の沢木青年の旅はインドのカルカッタから、インドの各聖地、ネパール、パキスタン、アフガニスタン、そしてイランへ。実はこの時代はまだアフガンにせよ、イランにせよ後のイスラム原理主義による不自由な国ではない。インドではあまりにも混とんとした貧しい国の描写に驚くが、戦後...
1974年、27歳の沢木青年の旅はインドのカルカッタから、インドの各聖地、ネパール、パキスタン、アフガニスタン、そしてイランへ。実はこの時代はまだアフガンにせよ、イランにせよ後のイスラム原理主義による不自由な国ではない。インドではあまりにも混とんとした貧しい国の描写に驚くが、戦後直後の日本を思い出すのも当然かもしれない。ヒンズーの聖地ベナレスの人や動物の死体と沐浴が混然としている町の様子は壮絶!カジュラホのドミトリー(共同寝室)で出会った2人の美しいフランス人女性、カルカッタで会ったネパール人青年、ポーランド人ヒッピーその他多くの人たち、特に世界各地の人との出会いの話が生き生きと描かれて面白い。 このことは著者自身が書いている次の言葉のとおり切実に感じる。 「(P222)私たちは行く先々で人の親切を「食って」生きているといってもよいくらいだった。「食う」という意味は二重である。ひとつは、文字通り人から親切によって与えられる食物や情報が、旅をしていくために、だから異国で生きていくために必須だということ。もうひとつは、人々の親切が旅の目的そのものになっているということ。つまり私たちのようなその日ぐらしの旅人には、名所旧跡などどうでもよくなっている。重要なことは一食にありつくこと、一晩過ごせるところを見つけることでしかなくなってしまうのだ。だからこそ、人が大事だと思うようになる。 旅にとって大事なのは、名所でも旧跡でもなく、その土地で出会う人なのだ、と。そして、まさにその人と人との関わりの最も甘美な表出の仕方が親切という行為のはずなのだ。ヒッピーとは、人から親切を貰って生きていく物乞いなのかもしれない。」
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文章も綺麗で、旅の状況が目に浮かぶような本。 ただ、旅の本であり書かれた時が古いので、かなり今とは違うかもしれない。 そう思うとなんか微妙だった。
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