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自然学の提唱 講談社学術文庫
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自然学の提唱 講談社学術文庫

今西錦司【著】

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自然学の提唱 講談社学術文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1986/06/10
JAN 9784061587373

自然学の提唱

¥440

商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2014/12/10

先日亡くなられた梅棹先生がどこかで書かれていた。京都学派は読みやすい文章を書くと。どこからどこまでが京都学派かよく知らないけれど、きっと今西先生の書くものも読みやすいのだろうと思い読み始めた。確かに文章自体は読みやすく書かれているが、内容がすんなり理解できるかどうかは別問題。ずい...

先日亡くなられた梅棹先生がどこかで書かれていた。京都学派は読みやすい文章を書くと。どこからどこまでが京都学派かよく知らないけれど、きっと今西先生の書くものも読みやすいのだろうと思い読み始めた。確かに文章自体は読みやすく書かれているが、内容がすんなり理解できるかどうかは別問題。ずいぶん前に「ダーウィン論」を読んだはずなのだけれど全く覚えていない。ダーウィンの進化論に異を唱えていることだけは確か。生物の進化はそのときが来れば変化するのであって、強いから生き残る、つまり自然淘汰ということはないと主張されている。では、どういうときにいっせいに変化するのか。そのあたりがはっきりしない。また、種個体、種社会、生物全体社会という3つの構造が、具体的に何を指しているのかイメージできないままだった。別の著書もしっかり読むべきなのだろう。後半のエッセイで、山についての記述がある。70歳をすぎて精力的に山を登り続ける姿には感嘆をおぼえる。そして、今西先生が数多の生物や山登りを通して得られた自然観には共感をおぼえる。古本の中からたまたま見つけてきて読みました。

Posted by ブクログ

2013/06/08

後半部、山に関する文章等は関心がわかない。 前半部、類似の話題の重複が多いのが難点だが、それでも「種」を個体の集まりではなく、それ自体として扱っていこうという、今西生物学の姿勢は伝わってくる。そうはいっても、今西生物学の内実を理解するなら、本書だけでは確実に説明不足。

Posted by ブクログ

2011/07/08

突然変異を主眼に置いた、今西進化論を唱えた今西錦司さんの、論説文や講演の書き起こしを収録した本…だったはず。こういう方からどんな言葉や考えが飛び出すんだろうと思って読みました。ちょっと難しかったかもしれない、あんまり覚えてないです。今西さんの名前は、坂本龍一さんと村上龍さんがゲス...

突然変異を主眼に置いた、今西進化論を唱えた今西錦司さんの、論説文や講演の書き起こしを収録した本…だったはず。こういう方からどんな言葉や考えが飛び出すんだろうと思って読みました。ちょっと難しかったかもしれない、あんまり覚えてないです。今西さんの名前は、坂本龍一さんと村上龍さんがゲストを交えて鼎談する本、『EV.Cafe』で知ったんじゃなかったかなぁ。梅棹忠夫さんとか桑原武夫さんとかとたぶん交流があって、彼らとともにその時代の一線にいた知識人です。

Posted by ブクログ

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