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かぎりなくやさしい花々
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かぎりなくやさしい花々
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商品レビュー
4.2
13件のお客様レビュー
子が、図書館で借りたのを気に入って、結局購入に至ったもの。どんなものかと、自分も読んでみた次第。和洋問わず、新旧問わず、フィクション問わず、何でも手当たり次第に読み漁る姿勢は好もしく、本書もそんな中で出会った一冊なんだけど、子自身も知らぬうち、どんどん多様性の理解も深まっている、...
子が、図書館で借りたのを気に入って、結局購入に至ったもの。どんなものかと、自分も読んでみた次第。和洋問わず、新旧問わず、フィクション問わず、何でも手当たり次第に読み漁る姿勢は好もしく、本書もそんな中で出会った一冊なんだけど、子自身も知らぬうち、どんどん多様性の理解も深まっている、みたいなことだと素敵ですね。
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[墨田区図書館] 公文の教材にあったから、子どもに読ませるつもりで借りてはきたけれど、見るからに読めなさそう&読まなさそうな表紙絵だったし、興味もあったので、借りてきてすぐ自分で読んでしまった。 器械体操にほれ込んで小学校の教員になっていた筆者がある日学校での指導(模...
[墨田区図書館] 公文の教材にあったから、子どもに読ませるつもりで借りてはきたけれど、見るからに読めなさそう&読まなさそうな表紙絵だったし、興味もあったので、借りてきてすぐ自分で読んでしまった。 器械体操にほれ込んで小学校の教員になっていた筆者がある日学校での指導(模範演技中)にしてしまった大けが。それがもとで半身どころか首下不随になってしまったことを自叙伝的に記した著。 そもそも作家などではなく、普通の方が、奥さんの口述筆記で書いているということもあって、文構成とか文章的に際立った点はなく、むしろ拙さも感じる点もあるが、やはりドキュメンタリーとしての側面と、何よりも筆者の境遇と心境の変化を伴った事故以降の人生の歩みが、読む人に伝えてくる生々しい何かがある。加えて筆者が事故後に得た「花を描く」という自己表現。絵が得意と言うわけではない私などからすれば、十分に画家と呼べなくもない完成度に仕上がっているせいもあるし、その背景にある画者の並々ならぬ苦労を知ったせいもあるが、やはりこの絵があるからこそ、筆者のこの本は注目を浴び、私たちに語りかけてくるものがあるのだと思う。 まだ「今」読ませることを完全にあきらめたわけではないが、「いつか」は息子にも読んでみてほしい。☆4以上にする重要度を見出すわけではないけど、そう思う。
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頸髄損傷により首から下が動かなくなった、星野富弘さんによる手記です。口に筆を咥えて書かれた絵と詩を載せ、幼少期から結婚するまでの過程が書かれています。 絶望的な話が続くのかと思いきや、くすっと笑えたり、はっと気付かされたり、心を穏やかにしてくれたりと、読み進めていくうちに色々...
頸髄損傷により首から下が動かなくなった、星野富弘さんによる手記です。口に筆を咥えて書かれた絵と詩を載せ、幼少期から結婚するまでの過程が書かれています。 絶望的な話が続くのかと思いきや、くすっと笑えたり、はっと気付かされたり、心を穏やかにしてくれたりと、読み進めていくうちに色々な感情を抱かせてくれました。 私は弱者の味方でありたいと思いながらも、未だに偏見を持っていたようです。この本を読みながら痛感させられました。まだまだ常識や先入観に囚われて物事を考えてしまっています。感動どうこうよりも、自分自身の心の持ちようを教えてくれた一冊でした。
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