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言語姦覚 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
発売年月日 | 1986/05/10 |
JAN | 9784122013216 |
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言語姦覚
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
「現代の言語感覚」は考えさせられる言葉が多かった。ほとんどが著者に発せられたマスコミ側の言葉として解説されているが、「あのですね」「そうですね」「わたしって意外と」なんて自分でも使っちゃうよな~。これ以外は、様々な雑誌、新聞に寄稿されたもので、統一感はないものの、著者の小説、演劇...
「現代の言語感覚」は考えさせられる言葉が多かった。ほとんどが著者に発せられたマスコミ側の言葉として解説されているが、「あのですね」「そうですね」「わたしって意外と」なんて自分でも使っちゃうよな~。これ以外は、様々な雑誌、新聞に寄稿されたもので、統一感はないものの、著者の小説、演劇に対する考えを知ることができて興味深い。決して言語を「姦」するような内容ではなく、著者にしては真面目なものだったと思う。
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「歌謡曲の奇妙なイメージ」ではアグネス・チャンの『草原の輝き』と聞いて、著者は『宋・元の輝き』であると聞こえるらしい。確かに、歌手の出身が香港ならば頷ける。相変わらずバカである(笑
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表題作がまた秀逸な出来の筒井康隆珠玉のエッセイ集。本当に特異な言語感覚。最近じゃ、ちょっとやそっとじゃ見つけられない本当のユーモアを持っている人ってこういう人かもしれない。同じくハナモゲラ語を自由自在に繰り出すタモリとも古くから交友があるとのことで、こういう界隈の人たちに備わる社...
表題作がまた秀逸な出来の筒井康隆珠玉のエッセイ集。本当に特異な言語感覚。最近じゃ、ちょっとやそっとじゃ見つけられない本当のユーモアを持っている人ってこういう人かもしれない。同じくハナモゲラ語を自由自在に繰り出すタモリとも古くから交友があるとのことで、こういう界隈の人たちに備わる社会から逸脱したスマートさ?みたいなものを感じる。でも決してそれは冷たくて無機質なものじゃなくて、ぶきっちょな親しみ深さというものも多分に含まれている気がする。
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