- 中古
- 書籍
- 書籍
装幀談義
定価 ¥1,045
440円 定価より605円(57%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1986/02/25 |
JAN | 9784480870841 |
- 書籍
- 書籍
装幀談義
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
装幀談義
¥440
在庫なし
商品レビュー
0
2件のお客様レビュー
おすすめ資料 第112回 読者と本の出会いを結ぶもの(2010.6.4) 本を選ぶときの決め手は何ですか? お目当ての本がある場合は別として、図書館や書店で多くの本の中から1冊を選ぶとき、タイトルや著者で選ぶことも多いと思いますが、その選択に大きく影響しているのは本のデザイ...
おすすめ資料 第112回 読者と本の出会いを結ぶもの(2010.6.4) 本を選ぶときの決め手は何ですか? お目当ての本がある場合は別として、図書館や書店で多くの本の中から1冊を選ぶとき、タイトルや著者で選ぶことも多いと思いますが、その選択に大きく影響しているのは本のデザインではないでしょうか。 今回紹介するのは、本のデザイン「装幀」について装幀家自身が語ったものです。 装幀には、紙の素材、文字の書体、図像(絵)、色という4つの要素があり、これらを構成することで1冊の装幀が完成します。 書店の棚に置かれたときに見られる角度を意識する、「テレビのブラウン管にはぜったいに出てこない色」を使うなど、装幀家が装幀に込めている様々な思いが述べられています。 著者が実際に装幀した本も紹介されているので、当館で所蔵している現物を確認してみるのもおすすめです。 装幀の究極の役割とは、商品の本を手に取ってもらえるように人の目をとめさせる、つまり読者を誘惑するということだと著者は考えており、そして理想の装幀表現は、テキストをイラストレーションとして見せるのではなく、テキストの持つ構造(テキストを読んだ後に残る触覚的・視覚的な何か)に拮抗し、「その本の姿に、静まりみたいなものを生み出し」、「人が、底知れない静かな沼みたいなものに出会うように本と出会」えることだそうです。 私たち読者と本との出会いにはこのような繊細な演出があったのです。 次から本を選ぶときには、ぜひ装幀も意識してみてください。 無意識に受け取っていた本からのメッセージの中に、これまでとは違うものが見えてくるかもしれません。 ところで最近話題の電子書籍では、装幀はどうなるのでしょうか。 「紙の素材」という要素はなくなりますが、電子書籍には紙にはない新しい要素があるはずです。 メディアが変わることで装幀にどのような変化が現れるのか、そして読者と本との出会いがどう変わるのかも気になるところです。
Posted by
レイアウトの話から、読書を旅に例える話に変わっていくようなセンスが感覚的で好きだった!それに一冊の本が出版される過程で、色んな人が関わっていくのを改めて認識できたのも嬉しかった!やっぱり読書って1人でするけど、1人じゃないような、そんな感覚があるななー!
Posted by