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人外境(にんがいきょう)通信 講談社文庫
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人外境(にんがいきょう)通信 講談社文庫

中井英夫【著】

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人外境(にんがいきょう)通信 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1986/03/01
JAN 9784061836792

人外境(にんがいきょう)通信

¥275

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

とらんぷ譚。幻想的で…

とらんぷ譚。幻想的でシニカルな雰囲気の短篇が詰まっています。

文庫OFF

2024/01/20

「人外境通信」は13の短編からなる。冒頭の「薔薇の縛め」が良い。久しぶりの中井英夫ワールドが楽しめた。 中世の荘園らしき場所で、顔を見せない領主に依頼されたのは贄の男を預かって過酷な訓練を施してほしいということ。そしてその内容は…。両性具有的な、同性愛的な魅力、そしてマゾヒズム...

「人外境通信」は13の短編からなる。冒頭の「薔薇の縛め」が良い。久しぶりの中井英夫ワールドが楽しめた。 中世の荘園らしき場所で、顔を見せない領主に依頼されたのは贄の男を預かって過酷な訓練を施してほしいということ。そしてその内容は…。両性具有的な、同性愛的な魅力、そしてマゾヒズム。倒錯した魅力。そしてそこに気を取られていると、最後にひっくり返されるというものだ。もちろんどんでん返しが売りではなく、流れるような文章とこの世界観を楽しめるか否かなので、当たり外れも多いし、前述のように波に乗れないと溺れてもがくうちに意味もわからず話が終わってしまうようなことはよくある。 そこに見える世界は現在の場所と狂気の間であり、異世界との間であり、事実なのか幻なのか。そもそもの世界をあまり日常的に描かず、両性具有や同性愛、マゾヒズムといった不思議な魅力を薔薇の香りにまとわせる。

Posted by ブクログ

2011/12/13

これまた何度読んだかわかりゃしませんが。 「人外」は「じんがい」ではなく「にんがい」と読みます、 念のため。 『幻想博物館』『悪夢の骨牌』に比べると、 うっとりするような耽美趣味ではないので、 ちょっと肩透かしを食った気分になります。 いや、一見、地に足のついたお話っぽいのが、 ...

これまた何度読んだかわかりゃしませんが。 「人外」は「じんがい」ではなく「にんがい」と読みます、 念のため。 『幻想博物館』『悪夢の骨牌』に比べると、 うっとりするような耽美趣味ではないので、 ちょっと肩透かしを食った気分になります。 いや、一見、地に足のついたお話っぽいのが、 却ってきぼぢわるかったりして(笑)。 後からじわじわ気色悪くなってきますね。

Posted by ブクログ

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