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キュイジニエ(2) ヤングジャンプC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2001/02/19 |
JAN | 9784088761213 |
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キュイジニエ(2)
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第1巻がおもしろかったので、続けて2巻も読みました。 牛の解体の話が出てきます。 胃が4つに分かれているのは知っていますが、ミノが第一の胃だと初めて知りました。 ちなみに2番目はハチノス、3番目はセンマイ、4番目はギアラだそうです。 牛の部位は、イギリスは35に分けますが、朝鮮...
第1巻がおもしろかったので、続けて2巻も読みました。 牛の解体の話が出てきます。 胃が4つに分かれているのは知っていますが、ミノが第一の胃だと初めて知りました。 ちなみに2番目はハチノス、3番目はセンマイ、4番目はギアラだそうです。 牛の部位は、イギリスは35に分けますが、朝鮮半島だと120にも分かれるとのこと。 比べて日本はたった15にしか分けないそうです。 ほかは、いっしょくたに副産物とされるんだそうな。 日本の料理は概して繊細だと評されるのに、牛の部位に関しては、外国よりもはるかに大ざっぱだということに驚きました。 その理由は、日本では肉食禁止の時代が1200年続き、それが明治政府によって解かれてからまだ130年しかたっていないからだそうです。 肉への取り組みが遅れているんですね。 政治の歴史と食の歴史は、切っても切れない関係にあるんだなあと思います。 KMKのトレードマークである眼帯ですが、片目で調理をするのは、かなりハンディなのではないかと気付きました。 調理は五感をフルに活用するもの。それでも一流シェフに勝ち続ける彼の腕は相当のようです。 すっかり彼に肩入れしており、うっかり負けて素性を明かすことになりやしないかと、はらはらしながら対決シーンを見守ります。 KMKの犯人探しは続きますが、まだ敵を確定できません。 対決を重ねるたびに、どんどん対戦者の背後がきな臭くなってきています。 ヤクザがらみで権力を得ている有名人に近づき、狙われる彼。 そんな彼を陰から救うものが現れます。 なんとそれは、彼の味方ではなく、敵でした。 仇討に燃えるKMKにかたき討ちしようとする者の登場。 どうやら、父親のライバルだった竜崎の息子らしく、彼もまた父の無念を晴らすために策を巡らせているようです。 自分が倒すために、当座包丁を見つけるまでは、やむを得ずKMKを助けるというのが竜崎のスタンス。 父の敵討に生きる二世同士、似た者同士で気が合うような気もしますが。 竜崎ジュニアは相当知能犯のようで、今後は彼も混ざっての対決になりそうです。 とてもおもしろいです。続きが気になります。 敵討という目的はかなり物騒ですが、料理対決には引き込まれるため、ドラマ化してもよさそう。
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