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ゴッドファーザーの息子 手塚治虫漫画全集 手塚治虫漫画全集
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1982/06/01 |
JAN | 9784061087798 |
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ゴッドファーザーの息子 手塚治虫漫画全集
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
佳作揃いの一冊。 ・ゴッドファーザーの息子 ★★★ ヤクザの息子と漫画描くのが好きな少年との交流。 ヤクザの息子は少年の描いた絵の女の子に恋しちゃう。 二次嫁の文化は当時からあったのかな。 ・ふたりでリンゲル・ロックを ★★★★ なんでもマイコンが予測する世界。 ヲチが完全に斜め上。ここまでぶっとんでると逆に面白い。 ・ブタのヘソのセレナーデ ★★ 核兵器人間。 展開もヲチも微妙でした。 ・ずんべら ★★★ 食べてばっかの探偵さん。 魅力的なキャラだったので、1話だけでなくもっと読みたかった。 ・月と狼たち ★★★ 宇宙で謎のトカゲに拾われてグラディエーターになるお話。 途中までは星新一の短編にありそうな展開で、ヲチは手塚先生らしい?コメディ。
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『ゴッドファーザーの息子』『ふたりでリンゲル・ロックを』『ブタのヘソのセレナーデ』……。 美しいタイトルだと思いませんか。僕ははじめの二編に小学生の頃から惚れ込んでます。こんな友情を築きたい。こんな絆に恵まれたいと、強く思いますね。
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(内容) 漫画ばかり描いていた少年時代。 極道の親分の息子と手塚少年との間に奇妙な友情が芽生えた。 自伝的名作の表題作「ゴッドファーザーの息子」ほか、くずの葉伝説をモチーフに、人間とキツネの心が通いあう感動作「悪右衛門」など、情感あふれる7作品を収録。 (ブック・カヴァーより) ...
(内容) 漫画ばかり描いていた少年時代。 極道の親分の息子と手塚少年との間に奇妙な友情が芽生えた。 自伝的名作の表題作「ゴッドファーザーの息子」ほか、くずの葉伝説をモチーフに、人間とキツネの心が通いあう感動作「悪右衛門」など、情感あふれる7作品を収録。 (ブック・カヴァーより) (感想) 手塚治虫名作集の1巻目です。 収録されたのは・・・ ゴッドファーザーの息子 (昭和48年1月号・別冊少年ジャンプ) ZEPHYRUS (昭和46年5月23日号・週刊少年サンデー) 1985への出発 (昭和60年7月号・月刊少年ジャンプ) 紙の砦 (昭和49年9月30日号・週刊少年キング) すきっ腹のブルース (昭和50年1月1日号・週刊少年キング) いないいないばあ (昭和56年1月号・月刊少年ジャンプ) 悪右衛門 (昭和48年9月号・別冊少年ジャンプ) の7作です。 ( )は、掲載された雑誌。 表題作は、手塚さんの少年時代をもとにした、フィクション(だよね?)ですが、極道の息子が、手塚の漫画を心の支えにする一方で、手塚を苦手なマラソンで十等にし、自信を持たせる・・といった具合に、対等の関係にあります。 友情って、こういう関係が一番理想的だよな〜。片方があげるばっかりじゃない関係。 ただ、この作品は、そこまで印象には残ってないです。 "へ〜"といった感じ。 で、"ZEPHYRUS"や"1985への出発"なんかは、反戦的な作品ですが、後者で提示されている未来って、悲しいけど当たってますね。 モデルガンか、ゲームにおけるヴァーチャル・リアリティの世界かどうかっていう差はありますが。 "紙の砦"って、以前観た、宝塚を扱ったドラマで、藤原紀香さんが、空襲か何かで顔にひどい怪我を負う、という場面があったと思うんですが、それを思い出しました(作られたのは、こっちの漫画の方が古いけど) "すきっ腹のブルース"は、空腹で追い詰められた人間が、結局何を選ぶのか、という根本的な話。 虚しき愛・・ってな感じです。 "いないいないばあ"は、座敷わらしをテーマにした、幻想的な作品。 最後の"悪右衛門"に関して、モチーフになった"くずの葉伝説"について少し書きます。 陰陽師として有名な安倍晴明の父・保名が、キツネ狩りをしていた武士団と遭遇、キツネを庇ったため、傷を負います。 この保名を看病したのが、"くずの葉"という名前の女性。 実は、人間に化けたキツネなのですが、保名は、くずの葉と愛し合うようになり、子供(安倍晴明)が生まれます。 ところが、ある日、くずの葉は、正体の尻尾を出してしまい、それを晴明に見られてしまいます。 このため、自分が、キツネであることがバレるのを恐れたくずの葉は、涙ながらに、俳句を残して去っていった、というものです。 手塚さんは、このくずの葉を、キツネ狩りをしていた武士の妻(人間)とし、キツネがその姿に化けたものとして、キツネが人の子を産むという矛盾を解決しています。(このため、作品中、晴明は、実際には、保名ではない、ということになります) こういう伝説を、無理ない話にさらりと仕上げるあたりにも、凄さを感じます。
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