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日刊吉本良明 あすかCDXDX
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1990/07/01 |
JAN | 9784048522342 |
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日刊吉本良明
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作者自身の同棲×漫画家×大学生×バンド生活の状況を誇張しつつ面白おかしく描いた日常ギャグ4コママンガの表題作「日刊吉本良明」、少年が死んだ友人のことを思い出し笑うある夏の日と、あるカップルがお互いが死んだ時に抱くであろう互いの感情の違いについて語る短編「7-12」、上手く周囲と馴...
作者自身の同棲×漫画家×大学生×バンド生活の状況を誇張しつつ面白おかしく描いた日常ギャグ4コママンガの表題作「日刊吉本良明」、少年が死んだ友人のことを思い出し笑うある夏の日と、あるカップルがお互いが死んだ時に抱くであろう互いの感情の違いについて語る短編「7-12」、上手く周囲と馴染めない中学生の心情と恋愛を描いたセンチメンタルな短編「六月の桜」を収録。 「日刊吉本良明」については「Greatest Hits +3」に収録されてるし、「六月の桜」ならば「コレクターズ・アイテム」に収録されてるので、それらが読みたければ、その2冊を読めばイイ。勿論、大型書店やヴィレッジヴァンガードなんかに行けば、その2冊は簡単に手に入ることでしょう。 だからココでは「7-12」についてだけ書きます。 この短編は「日刊吉本良明」内でさっちゃんに声を出して台詞を読み上げられ、良明が恥かし気に半泣き気味で怒っていた作品。 (1)友人の死に周囲の人々は皆ワンワン泣いた でも彼の記憶はだんだんと薄れていく、過ぎ去った雨のように そしていつか彼とした自分達の葬式の話 そんなことを真夏の青空の下で思って笑っていた (2)「私もしあなたが死んじゃってもちっとも悲しめないわ」 と彼氏に告げる彼女 涙ひとつ出ないけど、困ってはしまう、と続ける 「僕はもし君が死んでしまったらとても悲しくて涙がちょちょ切れてとても困ってしまうな」 と彼女に告げる彼氏 彼女は冬の空を見上げてUFOを指差すが彼氏にはUFOが見えない この初期の6ページ+6ページの二編からなる初期作品には、以降のよしもとよしともの作品にとって重要な主題となっている「時間」と「(ディス)コミュニケーション」という二つの問題が(前者はモノローグの懐古形式で、後者はダイアローグの形で)既に表現されていることが見て取れるけど、流石に初期作品なだけあって話自体はベタ。絵は稚拙。作品そのものからは荒削りで青臭い印象を受けてしまう・・・ もちろん青臭い部分も含めてこそのよしもとよしともの作品とも言えるので、あとは個人の趣味嗜好の許容範囲に委ねられるのだけど、旧作には違いなく格段目新しい要素も見受けられないので、マニアやコレクターの類でなければ定価の何倍も出してまで買う価値はないかな〜、と思いますが、それでも欲しい人はBOOKOFF辺りに意外と流通しているのでこまめにチェックしていれば手に入ることもあるかとは思います。
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