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木島日記(ニュータイプC)(1) ニュータイプ100%C
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1999/10/01 |
JAN | 9784048530965 |
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木島日記(ニュータイプC)(1)
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商品レビュー
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折口信夫についての文章中で紹介されていたことから手にした漫画だったが、なかなか。 内容はフィクションでしかもオカルト的な要素が多く、実際の折口の民俗学とは程遠いのだが、これはこれで昭和初頭の時代の胡散臭さがよく表現されているのではないかと思う。 あとがきで、大塚英志がこうした...
折口信夫についての文章中で紹介されていたことから手にした漫画だったが、なかなか。 内容はフィクションでしかもオカルト的な要素が多く、実際の折口の民俗学とは程遠いのだが、これはこれで昭和初頭の時代の胡散臭さがよく表現されているのではないかと思う。 あとがきで、大塚英志がこうした『木島日記』のオカルト的な要素の多さについて、 「…それは昭和初頭が一種の偽史の時代だったからであり、オカルトとファシズムが奇妙な共犯関係にあったのがこの時代のドイツと日本の共通点であった。この時代の空気というものを書いてみたい、と思ったのである。」 と述べている。この点に関しては、かなり成功しているといえるだろう。
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帯表 正史の裏に追いやられた「あってはならぬ歴史」を綴る日記の扉が開かれる・・・。 帯裏 昭和の初め。民俗学者にして歌人の折口信夫は、偶然に、しかし魅入られるようにして古書店「八坂堂」に立ち寄る。 妖しい仮面で素顔を隠した主人は木島平八郎と名乗り、信じられないような自らの素性を語...
帯表 正史の裏に追いやられた「あってはならぬ歴史」を綴る日記の扉が開かれる・・・。 帯裏 昭和の初め。民俗学者にして歌人の折口信夫は、偶然に、しかし魅入られるようにして古書店「八坂堂」に立ち寄る。 妖しい仮面で素顔を隠した主人は木島平八郎と名乗り、信じられないような自らの素性を語り出した・・・。 以来、折口の周りには様々な奇妙な人、物、出来事が、引き寄せられるように集まりだして・・・。
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絵柄で敬遠されがちで、ぱらぱらめくってみると濃い内容にまた敬遠されて、じっくり読んでもえぐさに敬遠されてと言った感のあるシリーズだけれども、昭和の世相の妖しさ・うさんくささをじっくり煮込んでつくった一度はまるとやめられない癖のあるフィクション漫画。実に面白いけど、かなり人を選ぶと...
絵柄で敬遠されがちで、ぱらぱらめくってみると濃い内容にまた敬遠されて、じっくり読んでもえぐさに敬遠されてと言った感のあるシリーズだけれども、昭和の世相の妖しさ・うさんくささをじっくり煮込んでつくった一度はまるとやめられない癖のあるフィクション漫画。実に面白いけど、かなり人を選ぶと思われる。
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