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寄生獣(3) アフタヌーンKC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1991/07/23 |
JAN | 9784063140361 |
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寄生獣(3)
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商品レビュー
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宿主である高校生のシンイチと、彼の右手に寄生したミギーが、人を喰らう寄生獣たちと闘うホラーバトル第三巻。 前巻からの母親編は新たな仲間の宇田も参入し完結。後半は母親の死やミギーとの一体化を経たシンイチの大きな変化と、田宮が送り込んだ島田をめぐる騒動、寄生獣への人間側の反撃に向け...
宿主である高校生のシンイチと、彼の右手に寄生したミギーが、人を喰らう寄生獣たちと闘うホラーバトル第三巻。 前巻からの母親編は新たな仲間の宇田も参入し完結。後半は母親の死やミギーとの一体化を経たシンイチの大きな変化と、田宮が送り込んだ島田をめぐる騒動、寄生獣への人間側の反撃に向けた動きが描かれる。 田宮は子供を妊娠しつつ自らの存在意義について問い続ける。一方シンイチは明らかに態度・思考が変わっても、周りに指摘されるまで自らに疑問を持たない。両者の姿はある意味対照的。
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パラサイトに脳を奪われていない「仲間」が登場するところも、『寄生獣』を新時代の『デビルマン』と思った部分である。 新一は右手から侵入され、腕を紐で必死に縛って脳への寄生を食い止めたが、下顎に寄生された宇田の場合、どうしてそうなったのかの説明がなるほどよく考えられている。 『...
パラサイトに脳を奪われていない「仲間」が登場するところも、『寄生獣』を新時代の『デビルマン』と思った部分である。 新一は右手から侵入され、腕を紐で必死に縛って脳への寄生を食い止めたが、下顎に寄生された宇田の場合、どうしてそうなったのかの説明がなるほどよく考えられている。 『デビルマン』のように仲間を集めてデビルマン軍団を結成して、というように話は進まないのだけれども。 そして敵が母親、というか、寄生されてしまった母親という残酷なストーリー展開は、新一とミギーの心のすれ違いを際立たせる。母親の姿をしたパラサイトを攻撃できず、致命傷を負う新一。新一が死ねば自身も死んでしまうミギーはその時点で生きのびる可能性を淡々と模索していく。ミギーが新一の損傷した臓器の再生を試み、一命を取り留める、しかしミギーの30%くらいが新一に混じってしまい、新一は望まずして超人的な力を手に入れ、さらに強力化していくパラサイトに対抗可能となっていくわけだ。同時に「混じってしまった」自分が人間的心を失ってしまったのではないかと悩むのは、悩めるヒーローの系譜。もちろん、ミギーはそのことでは特に悩まないが、この救命劇でミギーにも副作用が生ずる。1日時4時間くらい眠ってしまうのだ。かくて新一とミギーはますますお互いを補い合わねばならなくなる。 母親の姿をした異生物を倒し、真実は告げられぬながらも父親とともに母の死を悼むといった情緒的な場面は、この作品以前は人情ものを描いていた作者の筆力が遺憾なく示されているのだが、センチに流れるだけにならないのは、起こりうる出来事を論理的に演繹していくストーリー展開、あるいは冷徹な論理で動くパラサイトたちとの対照が生きているからだ。
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この世の生物は食ったり食われたりして共存しながら生きている。人間もそうだ。人間の脳を乗っ取り寄生して生きるものたちのお話です。環境問題とか生きる意味とは?のようなこととか考えさせられます。
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