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ニーベルングの指環(文庫版)(下) 角川文庫
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ニーベルングの指環(文庫版)(下) 角川文庫

あずみ椋(著者)

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ニーベルングの指環(文庫版)(下) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1996/07/27
JAN 9784041995020

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2021/12/22

〈ジークフリート〉  森の中で、ひたすら剣を鍛え続けるミーメ。しかし、どの剣も一緒に暮らすジークフリートとという若者によって簡単に折られてしまう。  ジークフリートはジークムントとジークリンデの息子。ジークリンデは森の中でジークフリートを産んだあと、間もなく亡くなったのだ。  ジ...

〈ジークフリート〉  森の中で、ひたすら剣を鍛え続けるミーメ。しかし、どの剣も一緒に暮らすジークフリートとという若者によって簡単に折られてしまう。  ジークフリートはジークムントとジークリンデの息子。ジークリンデは森の中でジークフリートを産んだあと、間もなく亡くなったのだ。  ジークリンデにジークフリートのことを託されたミーメは、ニュルンベルク族の支配者アルベルヒの弟。兄のアルベルヒはラインの黄金を盗み、「世界を支配出来る」という指環を作ったが、指環はヴォータンに取られ、その後巨人族に取られた。今は巨人族のファフナーが大蛇に姿を変えて、洞窟の前で指環を守っている。  ミーメがジークフリートを育て、いつも剣を鍛えているのは、いつかジークフリートに大蛇を倒させて、自分が指環を手に入れようという魂胆があったから。  ある日、さすらい人(本当は神々の長ヴォータン)がミーメの前に表れ、、ノートゥングという剣なら竜を倒せるということを告げる。ノートゥングはヴォータン自身がジークフリートの父、ジークムントに与えておきながら、自らの杖で真っ二つに割ってしまった剣。そしてその剣を鍛えることが出来るのは恐れを知らない者だけだということも告げる。  ノートゥングはジークリンデがジークムントの形見として持っていたもので、今はミーメの手元にあったが、ミーメにはどんなに頑張っても鍛え直すことは出来なかった。  ミーメがノートゥングの存在をジークフリートに教えるとジークフリートはノートゥングを一度粉々にして、瞬く間に新しく作り直してしまった。  ミーメが竜のいる洞窟にジークフリートを連れてきた。ジークフリートは竜に勇敢に立ち向かう。ヴォータンが表れ、自分の〈トネリコの杖〉でノートゥングを遮るが、ジークフリートのノートゥングはヴォータンの杖も折ってしまった。そした見事に竜を倒し、竜の血を舐めたために鳥たちの声が聞こえるようになる、  鳥たちにミーメが自分を殺して指輪を手に入れようとしていることを聞かされ、ジークフリートはミーメを殺し、指環の威力を知らないまま指環を身につける。そして、また鳥たちに「燃え盛る火に囲まれた岩の中に美しい人が眠っている。その火を乗り越えた勇敢な者だけがその人を妻に出来る」と教えられ、ジークフリートはブリュンヒルデのいる岩へ。見事火を乗り越え、ブリュンヒルデを目覚めさせ、二人は結ばれた。 〈神々の黄昏〉 ジークフリートは〈指環〉をブリュンヒルデにあげて、冒険に出かける。その先で、人間族の名門、ギービヒ家のグンターを訪ねた。実はそこにはグンターの異父弟のハーゲンがいた。ハーゲンの父はニュルンベルク族の長で作った〈指環〉を取られたアルベルヒだった。ハーゲンの奸計により、ジークフリートは〈惚れ薬〉を飲まされ、グンターの妹、グートルーネに一目惚れし、グートルーネに結婚を申し込み、グンターの相手として、自分の妻のブリュンヒルデを連れてきてしまう。ジークフリートがブリュンヒルデに渡してしまった〈指環〉を手に入れることがハーゲンの狙いだったのだ。ブリュンヒルデを無理やり連れて来る際にジークフリート自身の指にはめた〈指環〉。それを持つものは〈死〉を見るという呪い。そのとおり、ジークフリートはハーゲンに殺されてしまった。初めは自分を裏切ったジークフリートを殺すことに協力していたブリュンヒルデは全てに気づき、ラインの岸辺で指環と共にジークフリートの遺体を焼き、自らも焼かれる。そして、指環はラインの乙女たちのもとに戻り、災いの元は絶たれた。だが、自ら引き起こした指環の災いのために愛する子供たちを犠牲にし、力をもっていた〈トネリコの杖〉もジークフリートのノートゥングに真っ二つにされた神ヴォータンは疲れはて、神々の世界は終焉を迎えた。  という話。ワーグナーの原作ですが、北欧やドイツの神話、伝説を下敷きにしているそうです。神話ってファンタジックですね。そういえば「指環物語」も北欧神話に似てました(ストーリーは全然覚えていないのですが)。  因みに、今日私は「ニュルンベルクの指環」のCDを14まい中、8枚目まで聴き終えました。ミーメがジークフリートを竜のいる洞窟の前に連れてきた所までです。

Posted by ブクログ

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