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地底国の怪人 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1994/11/22 |
JAN | 9784041851159 |
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地底国の怪人
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
過去の読書ノート第6-8弾(なんか申し訳ないので、まとめます) 「過去の読書ノート」はあくまでも「自分のために」「備忘録」として書いているのにも関わらず、半分以上が文字が小さく(←昔は読めていたのか?)、しかも悪筆で判読不可になっている(←いったい何のためにやろうとしたんだろ?...
過去の読書ノート第6-8弾(なんか申し訳ないので、まとめます) 「過去の読書ノート」はあくまでも「自分のために」「備忘録」として書いているのにも関わらず、半分以上が文字が小さく(←昔は読めていたのか?)、しかも悪筆で判読不可になっている(←いったい何のためにやろうとしたんだろ?)。6-8は比較的丁寧に書いていて判読可。デジタルで残すことは、それなりに意味あることだと思い作業する。読者の皆様、読んで頂きありがとうございます♪ 27年前も今も、意見はほぼほぼ変わっていないことにも驚き。書いてみて気がついたのは、手塚治虫は初出から70年以上、あの膨大な作品群がずっと絶版になることなく作品が流通している。これがあと百年続けば「手塚治虫という古典作者」という位置付けになるのだろうか。 「地底国の怪人」 94.12.5読了 手塚治虫著 角川文庫 1948.2.20初出 680円 最初に大爆発、次項に見開きの堕ちて行く飛行機、大惨事、一転して病室。 「安心ですばらしいのりものを発明してくれ」というお父さんの遺言。泣き叫ぶケン一くん。そしてそのままフェイドアウト。そしてそこではじめてタイトルバックが!正に映画手法そのもの。それから約20ページにわたり耳男くんの誕生物語だ。 耳男くんが「やっぱり人間じゃない」と言われてケン一くんやビル(ヒゲおやじ)から追放されるくだりは、当時アメリカ兵にボコボコにされた手塚治虫の「分かり合えない人間関係」観がうかがえて興味深い。 耳男くんの最後10数頁の大活躍。 浮浪児(手塚治虫はこういう子を何人も見ていたのだろう)が室の爆発を食い止め、女王から石にかえるゆびわをうばいとる。技師になりすまし、最後は大ヤケドをおいながら(本人は熱さはものすごく苦手なのに)ケン一くんを助ける。 藤子不二雄Aは副主人公の死におどろいていたが、この物語の真の主人公は耳男である。映画ならば必ず彼がタイトルバックの最初に登るだろう。その彼が最後に死ぬ。まさにAによれば、「マンガはなんでもありだと教えてくれた」のである。 ハムエッグの登場も象徴的だ。彼は宝石にめがくらみ、ころっと主人公を裏切るが最後に改心する。彼の生涯の役柄は、もうここで決定してしまっている。 「ロック冒険記」95.5月読了 手塚治虫著 角川文庫 「少年クラブ」(52.7月号〜54年4月号)初出 地球に異常接近の星、惑星ディモン。 鳥人の支配。粘土人。 ロックの登場(外国人、最初から大人と対等に渡り合える) 黒白のスカーフをまき、ベレー帽をかぶり、拳銃を巻いて東西南北を待つ。カッコよさ。 鳥人とわかり合う世界 支配することとされること ←当時の情勢 主人公の死 親友大助 「ロストワールド私家版①②」95.9.10読了 手塚治虫著 講談社 95.1.7発行 各580円 中学生時代の作品 動物の人間化 エネルギー石 植物人間 ロケット 密室空間 失われた世界 科学の成果に群がる人間の欲 耳男というキャラクター ヒゲおやじの大活躍 ランプの登場 敷島博士とあやめさんが大人であること 科学の軍用化というテーマ デッサンは狂っているが動きがあり、しかも立体感がある。キャラは全員(!)立っている。 1〜4部構成。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一万二千七百キロを十二時間で疾駆する壮大な地底列車がスタート! 列車の設計者で少年科学者のジョンは、助手の耳男と地の底の旅へと出かけて行く。初期SFの最高傑作。(藤子・F・不二雄)
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手塚治虫の描き下ろし長編単行本第3作にして、本格的ストーリーマンガの第1号と言われている作品。後に「アバンチュール21」としてリメイクされます。 ウサギの耳男が人間になることを望みながら死んでいくラストシーンは悲しすぎ(アンハッピーエンドで締めくくるところも、発売当時超画期的で...
手塚治虫の描き下ろし長編単行本第3作にして、本格的ストーリーマンガの第1号と言われている作品。後に「アバンチュール21」としてリメイクされます。 ウサギの耳男が人間になることを望みながら死んでいくラストシーンは悲しすぎ(アンハッピーエンドで締めくくるところも、発売当時超画期的で話題になったそうです)。名作です。
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