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のんちゃんのり弁(1) モーニングKC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1995/04/01 |
JAN | 9784063284096 |
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のんちゃんのり弁(1)
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1巻が今日までKindle無料だったので読んだ。 ダメ夫のもとを離れて娘とともに実家に出戻った30歳の小牧が自立しようともがく。 東京・浅草付近の下町の雑多な活気と人情、「女」を売る夜の仕事のリアルなどが見事に描かれている。 80~90年代感がすごい。女性だって自立したいが、学も資格も技能もない単なる「主婦」がありつけるパート職は限られている現実。 朝ドラか夜ドラにありそうな典型的なお話だが、そこは入江喜和、日常生活の俗っぽさと人間関係のロマンス・痴話を織り交ぜて漫画として読ませる。 というか、やっぱり入江喜和って画が単純にめちゃくちゃ上手いな…… とこれを読んで思った。『たかこ』以後の画風しか知らなかったので、より線が濃く、周りの風景の書き込みが綿密な『のんちゃん』のタッチは新鮮に思えた。人体デッサンも、構図の演出も上手いと素人ながらに思う。 保育園の娘(のんちゃん)の友達の保護者が営む料理屋?の味に一目惚れして弟子入りを断られるのオモロい。頑張れ、諦めるな。 事務パート先の社長に500円でお弁当を作ってくれと頼まれてウッキウキになるも、プロの料理との差を見せつけられて落ち込むのとか、相変わらず入江作品の主人公の七転八倒、気持ちの浮き沈みは読んでいて楽しい。学生時代に好きだった男との関係も気になる。夫とはよりを戻すのか否か。 生活と人生の喜怒哀楽が染み染みと描かれていて沁みる。
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俺も小巻ネエさんのファンです。 あんなに素敵な人が、どうしてあんなに苦労するんでしょうか。。 でも、作品としては、下町の雰囲気と、のんちゃんの明るさと、 何よりネエさんの底抜けなパワーに救われてますけどね。
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