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さくらの唄(文庫版)(上) 講談社漫画文庫
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さくらの唄(文庫版)(上) 講談社漫画文庫

安達哲(著者)

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さくらの唄(文庫版)(上) 講談社漫画文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2001/04/01
JAN 9784062609630

さくらの唄(文庫版)(上)

¥440

商品レビュー

4.4

22件のお客様レビュー

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2023/07/09

なんとなく、いままで読まずに、暗いドロドロした話なのかなと思ってましたが、まさに青春の、フレッシュで楽しい作品で意外でした。 イメージ的には、「バタアシ金魚」の主人公をもっとじめっとさせて、ラブコメ漫画の主人公(イケていないはずが、なぜか美少女から好かれちゃう)風にして、色っぽ...

なんとなく、いままで読まずに、暗いドロドロした話なのかなと思ってましたが、まさに青春の、フレッシュで楽しい作品で意外でした。 イメージ的には、「バタアシ金魚」の主人公をもっとじめっとさせて、ラブコメ漫画の主人公(イケていないはずが、なぜか美少女から好かれちゃう)風にして、色っぽい女キャラにもてまくりという雰囲気にした感じ。 なんか、こう書いてしまうとダメな漫画に思えるけど、リズムとテンポがポップで、活き活きとした生命感がみなぎってて、読んでいてパワーもらえる、はじける青春漫画で、なかなか後世に残るような作品です。 作者の年齢やコンディションなども相まっての、この時にしかかけないようなフレッシュな漫画だったんだなと思いました。

Posted by ブクログ

2021/07/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

利彦の幼少期の回想シーンで、作った砂の城を他人に崩壊されて「俺が甘かった」と笑いながら見ていたというとこが凄く印象に残りました。 ここまで緻密に自意識の問題を描き表した漫画に出会ったこと無いかも…そして凄い共感できる。気分がナーバスになる時何故か沢山の人に視られているような感覚、何かを諦めながら折り合いをつけてなんとか生きてる感じ 周りと同調して生活できるのもある意味生まれながらの才能なのかなと思いました。

Posted by ブクログ

2014/10/14

自分ちに叔父夫婦が間借りしに来て不穏な空気になって行く…って話なんだが、高校生の主人公・利彦少年の心中が、世界に対してもどかしさや諦観を抱きつつ生きている感じ、凄い解るな。これはマジ怖い漫画だ…閉塞感の表現が半端ない。人に過剰に見られている、悲観的な事を考える一方、好きな同級生に...

自分ちに叔父夫婦が間借りしに来て不穏な空気になって行く…って話なんだが、高校生の主人公・利彦少年の心中が、世界に対してもどかしさや諦観を抱きつつ生きている感じ、凄い解るな。これはマジ怖い漫画だ…閉塞感の表現が半端ない。人に過剰に見られている、悲観的な事を考える一方、好きな同級生に対して能動的であろうとする様、この落差の疲弊感。下巻読むの怖いが、読んでしまうだろう。

Posted by ブクログ

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