機動戦士ガンダム フラナガン・ブーン戦記(6) の商品レビュー
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終盤に2回続けざまで飛び込んでくる悍ましい見開き、悪魔の兵器ガンダムを描くとき作者すごくノリノリなんじゃ……これをガンダムと言われましても……な反面、ガンダムと言われればガンダムにしか見えない絶妙な表現力。この巻に限らずMS同士の戦闘シーンでパイロットと機体が一体化(半擬人化)して対話しながら戦うところとか、この作者ならではの描き方はダメな人はダメだろうがはまると癖になる。 この巻では連邦から離脱した組織がカルト化して襲ってくるわけだが、こういう負のストーリーの組み立てと絵柄の荒さ、勢いがマッチして絶品である一方、ただシャアの一歩後ろに立っているだけのマリガンが表情だけでなんかもう怪しさゴゴゴゴゴゴ……といった感じで硬軟見事に使い分けたホラー!!(ガンダムです。しかも外伝とは言え、正史本流のすぐ傍を流れている……) さて、「ガンダム大地に立つ(前編)」というまさかのサブタイトルと共に北極で起動したガンダムっぽい機体はいったい……(後半)が掲載される7巻が待ち遠しい。 P.S.1 あ、途中本家ガンダムの活躍と共にランバ・ラル大尉と内縁の妻クラウレ・ハモンさんの遺影がさらっと流れていきました。ナムナム P.S.2 連邦のシュトー大佐がザクを奪うに至った一連のシーンも強烈に印象に残ります。なぜシュトー大佐の隊のMSが白に塗装されていのかが明らかになり、その黒と白という色の対比も実によく練られていてインパクトも強いです。
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