山海経の妖怪たち の商品レビュー
ページをめくるたびに摩訶不思議な妖怪たちが次々と現れる。かつて異国の民や動植物たちは存在そのものが畏怖の対象だったのだろう。本書は現代語訳と図像で山海経の世界を紹介する。お気に入りは「帝江」と「形天」。
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山海経の怪物たちが海を越えて日本にたどり着き、九尾の狐が日本の妖怪になった等々、古代の文化交流の一コマが見れる。
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山海経と言えば、古代中国の神話や伝説を保存した貴重な資料という側面があるが、改めて本書を読んでみると、後代の思想がかなり紛れ込んでいる事が分かった。例えば海外四経それぞれの末尾に記されている四方神は五行説の影響を多大に受けているのが見て取れる、他にも神仙説的な記述がなされていたり...
山海経と言えば、古代中国の神話や伝説を保存した貴重な資料という側面があるが、改めて本書を読んでみると、後代の思想がかなり紛れ込んでいる事が分かった。例えば海外四経それぞれの末尾に記されている四方神は五行説の影響を多大に受けているのが見て取れる、他にも神仙説的な記述がなされていたりと、魑魅魍魎等の神話・伝説はその原形から少々乖離している様に思える。 本書では、基本的に右ページで解説がなされ、左ページに図版が掲載されており、体裁としては図鑑の様で、随所にコラムがあったりと、楽しい作りなので臆せず読めた。
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