風を織る の商品レビュー
縫箔屋シリーズも四作目。 今回はやけに、一がおしゃべりだ。 今までに比べ、自らの想いをかなり言葉にする。 結局、二人はそれぞれ、別の明日を見ながら、 それでも一緒にいたいと願う。 恋や愛を通り越した、抜けたその先。 個人的には、おちえの物語ではなく、 おいちの物語でもない...
縫箔屋シリーズも四作目。 今回はやけに、一がおしゃべりだ。 今までに比べ、自らの想いをかなり言葉にする。 結局、二人はそれぞれ、別の明日を見ながら、 それでも一緒にいたいと願う。 恋や愛を通り越した、抜けたその先。 個人的には、おちえの物語ではなく、 おいちの物語でもない。 まさに、仙五朗の物語に触れたいがために、 この二つのシリーズを読む。 今回も、相変わらず渋い。 大店、出雲屋のお内儀、おツタから注文のあった 小袖ができあがったが、「榊道場のおちえ先生」に 届けてもらいたいという頼み。 相手の真意がわからないまま、おちえは一とともに 出雲屋に赴く。 だが、その邸内で二人は男たちに襲われる…。 出雲屋の謎めいた行動、過去の心中事件、そして 出雲屋の番頭が殺され…。 その渦の中にいやおうなしに、おちえと一は、 巻き込まれていく。
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シリーズ4作目という事だが初めて縫箔屋事件帖を読んだ。 全体的にほのぼのしたおちえと一居の物語の中で起きた殺し。大家の出雲屋の内儀おツタからの不可思議な依頼。 これらを岡っ引の剃刀の仙と共に事件を解決していく。 人が殺害されるが穏やかな物語運びの中ではあまり切実に描かれない。 気...
シリーズ4作目という事だが初めて縫箔屋事件帖を読んだ。 全体的にほのぼのしたおちえと一居の物語の中で起きた殺し。大家の出雲屋の内儀おツタからの不可思議な依頼。 これらを岡っ引の剃刀の仙と共に事件を解決していく。 人が殺害されるが穏やかな物語運びの中ではあまり切実に描かれない。 気楽に読むことができる小説と思う。
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