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殺意はないけど の商品レビュー

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2025/12/02

タイトルに惹かれて買ってみたら、まさかの平成初期作品。 30年以上前の今とは異なる日常風景もありながら、女性たちの恨みや憎しみは、今でもあるよねと納得できてしまう変わり映えのなさ。 いつの時代も女性3人集まれば、何かしらトラブルが起きてしまうものだなとしみじみ感じた。 元アイド...

タイトルに惹かれて買ってみたら、まさかの平成初期作品。 30年以上前の今とは異なる日常風景もありながら、女性たちの恨みや憎しみは、今でもあるよねと納得できてしまう変わり映えのなさ。 いつの時代も女性3人集まれば、何かしらトラブルが起きてしまうものだなとしみじみ感じた。 元アイドルの阿季子は、こういう女性いるよねって嫌悪されがちな典型的なタイプ。 自分が良ければなんでも思ったことを口から出しちゃえる軽く毒を吐ける人間である。 毒が蓄積されていった3人の殺意はない憎悪が凄まじかった。 まさに、毒をもって毒を制す。 殺意はないけど、痛い目に見てほしい。 でも、本人が痛い目だと思ってないと意味ないよね。 なんとも言えない現実的なモヤモヤが残った。

Posted byブクログ

2025/11/30

“女”の嫌な部分を煮詰めたようなお話。 表面上は仲良くしても、内心は相手を馬鹿にし見下しつつ、嫉妬し蹴落としたいと考えている。 殺意はないけど恨みや憎しみはある。 物語の時代は1991年。 携帯電話やSNSがなかった時代だからこその話だと感じました。

Posted byブクログ