お悩み相談 そんなこともアラーナ の商品レビュー
元気がない一つに向けのお悩み相談本。 ヨシタケさんなりの見方や考え方に、ハッとさせられる部分が多くあった。 でも、もう少し根本的な解決をのぞんでいたので、少し期待はずれだった。 やっぱり、自分との相性が悪くても、何とか気を紛らわせながら、一日一日をやっていくしかないんだなあと思...
元気がない一つに向けのお悩み相談本。 ヨシタケさんなりの見方や考え方に、ハッとさせられる部分が多くあった。 でも、もう少し根本的な解決をのぞんでいたので、少し期待はずれだった。 やっぱり、自分との相性が悪くても、何とか気を紛らわせながら、一日一日をやっていくしかないんだなあと思った。 まあヨシタケさんから言わせると、この本を読んで悩みがスッキリ無くなるなんて風に考えること自体を止めた方が良い、ということになるんだろうが…。
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【目次】 おなやみそうだんをはじめるにあたって 1.すべてのお悩みに言えることですが、「うまくいくはずだ」という前提をまず疑いましょう。 2.生きづらさを抱えた人だけが放つ魅力っていうのがあるんです。 3.友だちがいなくても、一人で何かを楽しそうにやっている人が格好いい。...
【目次】 おなやみそうだんをはじめるにあたって 1.すべてのお悩みに言えることですが、「うまくいくはずだ」という前提をまず疑いましょう。 2.生きづらさを抱えた人だけが放つ魅力っていうのがあるんです。 3.友だちがいなくても、一人で何かを楽しそうにやっている人が格好いい。 4.やりたいことが見つからなくても、「どうしてもやりたくないこと」が1つあれば、それでもういいんです。 5.「人類初の冷静な親」を目指す必要は、別にないんじゃないかと思うんです。 6.人が生きていく以上、「わくわく」は必ず減るので、まずはこれは、減るものだと思ってください。 おわりに
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自称「元気のない歴50年」のヨシタケシンスケさんがみんなから寄せられたお悩みにゆるく、でも的確に答えていく本 毎日バリバリ朝活して、常に向上心があり、この資本主義で勝ち抜くのだ!みたいな人にはまっっっったくおススメしません笑 ではなく、多くの「どうしよう」「ちゃんとしたいけれどで...
自称「元気のない歴50年」のヨシタケシンスケさんがみんなから寄せられたお悩みにゆるく、でも的確に答えていく本 毎日バリバリ朝活して、常に向上心があり、この資本主義で勝ち抜くのだ!みたいな人にはまっっっったくおススメしません笑 ではなく、多くの「どうしよう」「ちゃんとしたいけれどできないな」「そもそも幸せとは?」みたいなことをぐるぐる考えすぎてしまう人におすすめします。 備忘録としてこれは心にとどめておきたい、と思ったことを箇条書きでまとめておきます。 Q「物事を始める前も始めた後にも悩みや後悔が尽きない、どうすれば?」 A「あーすればよかった」て思うのは「うまくいくんじゃないか」という気持ち現れ。 「うまくいくはずだ」という前提を疑いましょう。 ハードルを徹底的にさげる、小さなことでもよかったことを見つける。 自分を責めすぎないために、すごく大事なことだと思いました。 Q「想像力が強いので読書は楽しいが「生きること」には向いてないと感じる。どうしたら楽に生きられますか?」 A想像力の強い人は楽には生きられません。楽に生きるというのは何かに鈍感になることとイコールだから。でも、読書が楽しい、と断言できている時点でかなり幸せなのでは? それはそうだな!と。好きなものがわかっている、というのは一つ幸せの切符を持っているのと同じだと思います。ヨシタケさんの解答全般いえるのですが、この「視点を変える」という手法、結構有効だと思いました。 Q毎日散歩しているけれど、同じ景色で飽きちゃう。新鮮な気持ちで歩くコツって? A日常の小さなものに感動できるのは人生の終盤に起きる現象。飽きてしまうということは、実は健康な証拠なんですよ。 これは母が「年取ると季節の花々がすごく綺麗に見えるようになる」と言っていたのを思い出しました。その年齢ごとに見える景色があるのだろうな…。飽きるうちは「新しいわくわくするもの」を探しにいくときなので、体力の続く限りあれこれ探し回って、年を重ねたら道端のお花をめでるおばあちゃんになりたいな、と思った。 その他におもしろいと思ったのは子育ての悩みで「子供は本を読んでるのに物事を深く考えようとしない」という親からの相談に「そもそもお前はその年齢の時に物事を深く考えていたのか?(意訳)」と答えていたこと。そうだよね~、と。なんで人は親になった瞬間に自分の子供の時の記憶をなくしたかのように振る舞い、子供に対して「自分ができなかったこと」を当然のように求めるのか…。
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ヨシタケさんの黒いところが好きなんですが、この本読んで「そっかー、私まだまだネガティブさが足りなかったのね」と安心できました。 「自分のことが好きになれないチーム」の人は「自分以外のことは好きです」でいいらしい。 「どうすればうまくいくか」ではなく「うまくいかなくてあたりまえ」で...
ヨシタケさんの黒いところが好きなんですが、この本読んで「そっかー、私まだまだネガティブさが足りなかったのね」と安心できました。 「自分のことが好きになれないチーム」の人は「自分以外のことは好きです」でいいらしい。 「どうすればうまくいくか」ではなく「うまくいかなくてあたりまえ」でいいらしい。 この本は私にとっての「居心地の良い場所」でした。
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ネガティブさが全面に出てて面白い笑 ユーモアを交えながら、ちょっとネガティブ気味なヨシタケシンスケさんの回答に凄く心が軽くなります。 【以下、心に残った箇所】 ・『うまくいくはずだ』という前提をまず疑おう!笑 『なにもうまくいかないだろう』と思っておくと、思ったよりはうまく行く。 ・本当に何もせずに、生きているだけで1日が終わってしまったということは、考え方によっては一番贅沢な時間の使い方なんですよね。 何にも振り回されず何も起きなかった、その1番の贅沢をした日が、一番充実してる日だって考えることもできるはずで。 ・今日会って話した人前髪がどういう状態だったかを全部思い出してみて下さい。 絶対に全部は覚えていないと思うんです。 自分のことしか考えていないんですよ、みんな。 ・世の中に対してポジティブになれるなにかを普段から身につけておく。 それを探すことに、なるべく多くのエネルギーを、使うこと。 ・1日一個、良かったことエピソードを発表する!!(小さな幸せに気づくためには?の質問) ・ある意味、いろんなことをふりまわされ続ける人の方が、一番強いような気もするんです。 ワカメとかコンブみたいに、地面に1箇所にくっついていれば、、、 そういう海藻みたいなイメージで生きて行ってもいいんじゃないんでしょうか。 ・自分がちゃんと自分に向き合えているか。 自分を好きにまではならなくても、せめて1番の理解者になって、、、 自分にとってどれだけ味方でいてあげられるか。 ・幸せとは? 僕なりに考えてみると、『自分の大事なものを、大事にできている実感』なのかなと思います。 大事なものは毎日違ってもいいし、1日の中で変わってもいい。 ・人の好きなものは、否定してはいけない ・たとえどんなに良いことが起きなくても、良くないことが起きても、『まぁ、そんなこともアラーナ』とつぶやきながら、苦笑いしていこうではありませんか。
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元気のない歴50年のヨシタケさんが、ネガティヴな人たちに向けてお悩み相談として質問にヨシタケさんぽく答えていく 問題に立ち向かうのではなく、問題から逃げて、遠ざかることに軸足を置く回答。 うまくいかなくてあたりまえ 理想を現実に近づけるのではなく、理想を下げる ネガティヴな私も、...
元気のない歴50年のヨシタケさんが、ネガティヴな人たちに向けてお悩み相談として質問にヨシタケさんぽく答えていく 問題に立ち向かうのではなく、問題から逃げて、遠ざかることに軸足を置く回答。 うまくいかなくてあたりまえ 理想を現実に近づけるのではなく、理想を下げる ネガティヴな私も、ちょっと気が楽になる ヨシタケさんの優しい言葉にホッとします ネガティヴな人たちの質問は、あ、わかるわかる 私もそうそう、と共感しかなく、そのアドバイスもがんばれがんばれではなく、いいですねーとか、同感ですとか、ヨシタケさんと同じ悩みなんだってうれしくなります くよくよ考えてしまうという悩みには、「ネガティヴさが足りないですね」と、何ひとつうまくいかないだろうと思っておくと思ったよりはうまくいく、うまくいくはずだという前提をまず疑いましょうと ヨシタケさんのかわいいイラストとともに素敵な本でした
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[元気のない歴50年の著者が「元気のない人の考え方」で数々のお悩みに答えます。]とあるとおり、元気のない人視点で答えてくれる本書。自分はどっちタイプなのだろう?こういう体調・メンタルの時、わたしはどうしがち?など自分を知るきっかけになる一冊です。
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面白かった。様々な世代の人たちの質問、悩みが、似通っていたり真面目に面白い。そこに声をだして笑いました。それに対するヨシタケさんの答えも、肩の力が抜ける感じで、私自身の家族のことに関する悩みも…「まぁいいかぁ~」ってなりました。30分で読めます。
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「相手を傷つけず断るうそはいいうそなので、レパートリーを増やしましょう」 「読む時間がなくてもどんどん本を買いましょう」 など、元気がない著者のくれる言葉なのになぜか元気になる! 図書館で借りて、手元に置きたくなって買いました。
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心がすっと軽くなるような1冊。自分に過度に期待してしまったり人を信じすぎてしまうことがあっても「まあ、そんなもんだよね」ってそもそもの期待度を低くして少しの幸せを楽しむことも大切だと思った。結局、居心地のいい場所こそ幸せだ。
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