アマ最強への道 将棋強豪の勉強法と習慣 の商品レビュー
アマチュアの棋士の勉強法について綴った一冊。 色んな人の勉強法や社会生活との両立について知ることができた。
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将棋雑誌には目を通しているつもりでしたが、宮田聖子という著者ははじめてです。 内容は、将棋アマの実態について。 横山大樹、遠藤正樹、鈴木肇、武田俊平などアマ強豪の紹介や職団戦、大学将棋、女性アマ、蒲田将棋クラブなど多岐にわたり、特にアマ大会での不正(カンニング)についてのアマ強豪たちの見解が面白かった。 1つ気になったのは、小野ゆかりさんが女流棋士資格申請期間が2週間は短すぎる、とのコメントをしている点。一見、当たり前な意見の様ですが、これは棋士を目指すかどうか日頃の覚悟の問題だと思われます。もし、趣味の延長で指しているのならそれも良し、(将棋大会に参加する様な)それ以外の人は、可能なら棋士になりたいという思いの人のはず。 つまり、将棋を指す動機は究極の2択であって、棋士を目指すかどうかは資格取得の権利が与えられて考え始めることではなく、日頃の心構えの問題のハズです。 受け入れる将棋連盟も中途半端な気持ちの人の入会は、真面目に棋士を目指している人たちには迷惑でしょうし、なんちゃって。
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