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日本のバス問題 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2025/11/29

 日本のバス問題について解説したもの。京都市のオーバーツーリズムについて言及されているかと期待したが、どちらかというとバス会社の経営やバス事業そのものの展望などがメインの話であった。バス事業の経営難は根本に人口減少があり、新しい業態や自動運転などが進歩しても、あまり先の明るくない...

 日本のバス問題について解説したもの。京都市のオーバーツーリズムについて言及されているかと期待したが、どちらかというとバス会社の経営やバス事業そのものの展望などがメインの話であった。バス事業の経営難は根本に人口減少があり、新しい業態や自動運転などが進歩しても、あまり先の明るくない業界であると感じた。ただ絶対に無くてはならない交通手段であるだけに、赤字経営でもやっていかなくてはならないのはバス事業の難しさだと思う。

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2025/11/04

▼東京外国語大学附属図書館の所蔵状況(TUFS Library OPAC)https://www-lib.tufs.ac.jp/opac/recordID/catalog.bib/BD13300942

Posted byブクログ

2025/10/28

近所でも路線バスの減便が始まっているのでリアルタイムな時事問題として読んでみた。 バスは公共交通機関の最後の砦、ベーシックスサービス。過疎化した地区、免許返納で、自家用車も使えない高齢者など、命綱。とはいえ民間企業が撤退し全て地方公共団体に、任せるのも無理がある。 本書はそんな路...

近所でも路線バスの減便が始まっているのでリアルタイムな時事問題として読んでみた。 バスは公共交通機関の最後の砦、ベーシックスサービス。過疎化した地区、免許返納で、自家用車も使えない高齢者など、命綱。とはいえ民間企業が撤退し全て地方公共団体に、任せるのも無理がある。 本書はそんな路線バスの課題と未来について語る一冊。 自動運転の技術などもあろうが未来は暗い。 日本の悲しい現実を知ることのできる、切ないが有用な一冊でした。

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2025/10/18

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01442375

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2025/10/14

バス問題を時系列に網羅しているものではあるが、各事象からどのような反省が得られるかについての記述が少ない。また公共性の高さを述べるのであれば、企業、自治体だけでなく、住民参加を如何に産み出し、何が必要で何が許容されるかを民主的に決めていくといった点についても議論されるべきではない...

バス問題を時系列に網羅しているものではあるが、各事象からどのような反省が得られるかについての記述が少ない。また公共性の高さを述べるのであれば、企業、自治体だけでなく、住民参加を如何に産み出し、何が必要で何が許容されるかを民主的に決めていくといった点についても議論されるべきではないか。

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2025/10/01

公共交通としてさまざまな規制と過当競争から守られていたと思うと、規制緩和で自由競争にさらされその分安全や安定性が脅かされたり、行政も業界も苦労して現在に至っていることがわかる。バスがどうあるべきか考えさせられる。

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