ハプスブルク帝国 の商品レビュー
「地球の歩き方 歴史時代シリーズ」の一冊で、「日の沈まぬ帝国」と称されたハプスブルク帝国をテーマとする。 ハプスブルク家の起源から終焉(第一次世界大戦まで)に至るまでの栄光と動乱の歴史を、イラストや年表を交えながら詳細に解説する。 歴史の流れを、黎明期・勃興〜成長期・動乱期・...
「地球の歩き方 歴史時代シリーズ」の一冊で、「日の沈まぬ帝国」と称されたハプスブルク帝国をテーマとする。 ハプスブルク家の起源から終焉(第一次世界大戦まで)に至るまでの栄光と動乱の歴史を、イラストや年表を交えながら詳細に解説する。 歴史の流れを、黎明期・勃興〜成長期・動乱期・衰退〜終末期の構成でたどる。 帝国の首都であったウィーン(オーストリア)を中心に、ハンガリー、チェコ、イタリア、ドイツ、スペインなど、かつての支配領域や影響を受けた国々・地域の史跡や文化的見どころをガイドブック形式で紹介する。 旅行ガイドとしての側面を持ち、ハプスブルク帝国を巡るモデルプランや、19世紀ヨーロッパの旅の準備(服装、通貨、移動、宿泊、トラブル対策)などの情報も盛り込む。 マリア・テレジア、皇后エリザベートの生涯、ハプスブルク街道、関連映画・書籍など、帝国の世界を深掘りする特集コラムも多数収録し、歴史と文化を多角的に学ぶことができる。 読者を「時空を越えて帝国を旅する」知的冒険へと誘うガイドブック。
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読了。かつて存在した国をガイドブックの体で紹介するシリーズ。自分が興味を持っている分野で、かつ行ったことのあるウィーンを中心にしていることもあり楽しく読めた。 不満な点としては、歴史の解説の分量が多く、ガイドブック的な部分は後半分ぐらいだった点。地球の歩き方として発行するならもっ...
読了。かつて存在した国をガイドブックの体で紹介するシリーズ。自分が興味を持っている分野で、かつ行ったことのあるウィーンを中心にしていることもあり楽しく読めた。 不満な点としては、歴史の解説の分量が多く、ガイドブック的な部分は後半分ぐらいだった点。地球の歩き方として発行するならもっとガイドブックに寄せて欲しかった。歴史の解説は同じことを繰り返し書いている部分が多く、やや冗長だったのでもっとコンパクトにまとめられるのではないか。 とはいえお値段に対して情報量は十分、良い本でした。
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