これからの友情 の商品レビュー
綺麗な造本。 完全に一首が独立しているので、一気読みには向かない。 下記のような、あまり情緒的ではなくホラーみのある短歌が好みだった。 桜はたまにキモい螺旋でおりてくる 映画を小説化したみたいに 苺ジュースが苺ではないように私はもう私っぽくもない
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好きだったやつ 自分という着ぐるみを着ているようで肌を掻く 眠れるまでずっと クラッカーを嫌がっている映像で六歳の私は終わりです どこか人似の蜂が書き上げる神話のその美しいブラインドタッチ 休みのないダンスを、ゆるい死に包まれ二人は何も言うことなく… 右下の時間表示を目で追って雪...
好きだったやつ 自分という着ぐるみを着ているようで肌を掻く 眠れるまでずっと クラッカーを嫌がっている映像で六歳の私は終わりです どこか人似の蜂が書き上げる神話のその美しいブラインドタッチ 休みのないダンスを、ゆるい死に包まれ二人は何も言うことなく… 右下の時間表示を目で追って雪崩が起きた時刻を覚えた 手数が少し少ない気がした。
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