むかし僕が死んだ家 新装版 の商品レビュー
過去の記憶がないことから 沙也加の父が、通っていた家の調査で進めて行くたびに明かされる複雑な家族関係が露わになり、 伏線の回収とどんでん返しに感嘆した と同時に虐待があり、封じ込まれてた記憶が蘇るシーンでは胸が痛かった。
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一つの家の中でのストーリー いろんな考え、行動がその中だけである意味完結するのですが、これがなかなか魅力的で一気に読んでしまいますね。
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記憶って、ただそこに在るから、疑いもしないけど。記憶がない事と、今の自分に足りないものを、疑って始まったストーリーは、とても面白かった。
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鳥肌をたてながら、次に何が起こるのかドキドキしながら暗闇を歩いている感覚で読みました。伏線を回収しながらの展開は流石でした。 ほんの最後にある、黒川さんのコメントもすごく面白かった。
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まっっっっっじで面白い!!!!!! 前半に細い細かい気に留めないような伏線がたくさん散りばめられていて、後半で綺麗に綺麗に回収されていく(π~π)!!! 全部わかった後でもう一回読み返したくなる、、、 東野圭吾は本当にいつ読んでも何読んでも面白い 久しぶりに腰を据えて読んだ本がこ...
まっっっっっじで面白い!!!!!! 前半に細い細かい気に留めないような伏線がたくさん散りばめられていて、後半で綺麗に綺麗に回収されていく(π~π)!!! 全部わかった後でもう一回読み返したくなる、、、 東野圭吾は本当にいつ読んでも何読んでも面白い 久しぶりに腰を据えて読んだ本がこれでよかった(〃 〃)
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元恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、2人で山中に建つ白い家を訪れる 家の中の不自然な痕跡と少年の日記 この家で何が起きていたのか 最近日常が忙しいこともあって読書に集中できない日々だったけどこの作品は読めた やっぱり東野圭吾、面白いし読みやすい! 「透明な螺旋」と繋がりがある...
元恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、2人で山中に建つ白い家を訪れる 家の中の不自然な痕跡と少年の日記 この家で何が起きていたのか 最近日常が忙しいこともあって読書に集中できない日々だったけどこの作品は読めた やっぱり東野圭吾、面白いし読みやすい! 「透明な螺旋」と繋がりがあるみたいなので、そちらも読んでみようと思う!
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Amazonの紹介より 私は誰?この家は何? 失った記憶を閉じ込めた”家”は、美しく、残酷だった。 100万部突破! 東野圭吾の一冊完結ミステリー。 「あたしには幼い頃の記憶がないの」 理学部研究助手の私は、元恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、二人で山中に建つ白い小さな家を訪れる...
Amazonの紹介より 私は誰?この家は何? 失った記憶を閉じ込めた”家”は、美しく、残酷だった。 100万部突破! 東野圭吾の一冊完結ミステリー。 「あたしには幼い頃の記憶がないの」 理学部研究助手の私は、元恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、二人で山中に建つ白い小さな家を訪れる。 同時刻で止まった時計、数々の不自然な痕跡、そして少年の奇妙な日記。この家で何が起きていたのか。 衝撃の結末が、誰もが心に抱える孤独へ切り込む傑作ミステリー。 個人的に昔読んだはずでしたが、内容をしっかり忘れていたので、改めて読んでみました。 基本的に2人の人物しか登場しないので、より世界観に没頭できました。 昔の記憶を取り戻したいため、自分のところにやってきた元カノ。今は結婚していて、子供もいるのに、なぜ自分のところに来たのか? 結局、引き受けることになり、彼女の父がかつて行き来していた家へ行くのですが、色んな不思議が詰まっていました。 同時刻で止まっている時計の数々、奇妙な日記など、2人の登場人物と共に読者もそこにいるかのように探っていきます。 時折、彼女の記憶もちょっとずつ甦っていくのですが、少しずつ小出しなので、早くその続きが知りたいと思ってしまいます。 1冊完結の物語なので、何も情報がなくても楽しめますし、伏線回収といったミステリ的な部分もあって充分に楽しめるかと思います。 現代パートだけでなく、日記での回想シーンも時折登場するのですが、読めば読むほど謎が深まっていくので、読みやすさも相まって面白かったです。 そして、不思議な要素が揃ったことで、解決編へと行くのですが、主人公の推理力が冴え渡っていて、圧倒されました。 それまで、そんなに積極的な雰囲気ではなく、むしろ普通の人に映っていたのですが、カンが冴え渡るかのように色んな要素を使って、真相を語っていく姿はカッコ良かったです。 家の秘密とさっきまで過ごしていたかのような生活感、だけども違和感といった欠けていた部分が次々とパズルのようにカチッとハマっていく爽快感が良かったです。 ただ、真相を聞けば聞くほど、それは切なくもあり、異常もあり、不気味でもありと複雑な気持ちになりました。 残酷な真実だけれども、家として注目すると不気味さが際立っていて、切なさが残る余韻に浸れました。 作られたのは、1994年ということで、今だったら携帯ですぐに情報を調べることができますが、そういったナイ中での物語は、ある意味密室劇、2人芝居は画期的でゾクっとさせられました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初はホラーを読んでるような不気味さがあったけど、 徐々に伏線の数々が回収されていって結末に衝撃。 改めて東野さんのストーリーテラーさに驚かされた。 黒川さんの解説にも書いてあったけど今そこにいる登場人物2人だけ(日記などに出てくる人物達除いて)で、 不気味な電気も水も出ない長年誰も暮らしていない家、 小学生の日記、同じ時間で止まった複数の時計等を、 "こういうことだったんしゃないか"と推測しながら 結末にたどり着くなんて発想が凄い。 おとうさんとおかあさんはなんとなく分かってたけど、 チャーミーがそこに行くとは、、予想外。 解説の通り、ラスト6行がこの物語の解決。 重厚な物語を約300ページでラストも見事な終わり方で書かれる 東野さんマジックに改めて惚れ惚れした。
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沙也加の 「子供の頃の記憶がない」という違和感が 物語の核となり 過去と向き合うことでようやく見えてくる真実_ 冒頭の 「かつて私の父親だった人物」 「私の母親だった人物」 にいきなりドキリとさせられる。 過去と現在が交差し、時の止まった家をめぐる謎。 秒数の描写が多く 秒針...
沙也加の 「子供の頃の記憶がない」という違和感が 物語の核となり 過去と向き合うことでようやく見えてくる真実_ 冒頭の 「かつて私の父親だった人物」 「私の母親だった人物」 にいきなりドキリとさせられる。 過去と現在が交差し、時の止まった家をめぐる謎。 秒数の描写が多く 秒針の音が聞こえるような緊張感が全編を貫いている。 失われた記憶、止まった時間、“家”が抱える秘密。 人物の心情と謎解きが絡み合っていて、読み進めるほどに緊張が増していく。 “虐待”や“親子の関係”というテーマも根底に流れており、ただのミステリー以上に胸をえぐられる作品だった。 また読み返したくなる 東野作品の中でも最も印象深い一冊。
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