総理にされた男 第二次内閣 の商品レビュー
はああ…めっちゃ面白かった。 本当にエンタメとして最高。 この世界の国民であるかのように、慎策の決断を見守っている自分がいた。 次から次へと降りかかる難題に懊悩する真垣総理(慎策)を支える男二人も良いんだよなあ。 『VS有事』の緊迫感がもの凄くて息をするのも忘れそうなぐらい読み耽...
はああ…めっちゃ面白かった。 本当にエンタメとして最高。 この世界の国民であるかのように、慎策の決断を見守っている自分がいた。 次から次へと降りかかる難題に懊悩する真垣総理(慎策)を支える男二人も良いんだよなあ。 『VS有事』の緊迫感がもの凄くて息をするのも忘れそうなぐらい読み耽ってしまった。 まだまだ問題は山積しているけど、この男の政治をもっと見てみたいと思った。 爽快な気分で本を閉じられるって最高です。
Posted by
仲良くしてくださっているブク友さんに中山七里バカがおふたりいます バカと言ってますがこれは最高の褒め言葉です だって、あの中山七里さんをコンプリートしていますから こりゃもう中山七里バカでしょ! ひとりは、ultraman719バカさんです おっと、失礼しました ここにバカを付...
仲良くしてくださっているブク友さんに中山七里バカがおふたりいます バカと言ってますがこれは最高の褒め言葉です だって、あの中山七里さんをコンプリートしていますから こりゃもう中山七里バカでしょ! ひとりは、ultraman719バカさんです おっと、失礼しました ここにバカを付けたらだめですね…w ultramanさんからは「岬洋介シリーズ」を読んでは、勧められています もうひとりは、かなさんです かなさんからは「淑女シリーズ」を読んでは、と勧められています ふたりの中山七里バカのお勧めを読まずに読んだのが本作です だって、図書館で予約を入れてたら早い段階で回ってきたんだもん ごめんなさい^^; おふたりのお勧めもきちんと読みますので! さて、本作は “替え玉総理”加納慎策が政治を大胆に動かしていくという内容の第二弾 立ち向かう相手は、、、 経済、感染症、 災害、 五輪、 有事 難しい問題が山積みだが、政治の世界に柵がなく手前の政治生命にも執着がない慎策だからこそ国民の側に立って政策を進められる 良い意味で素人考え、その突拍子のなさが功を奏する 日本のピンチは“替え玉総理”加納慎策の手腕にかかっているぞ〜! 小難しい政治の話も読んでいて面白く感じる一冊でした
Posted by
総理大臣の替玉として務めて2年。政治ど素人の加納が、素人だからこその視点で真摯に向き合う姿勢に心が動かされる古参議員達。 総理大臣がテーマ故に政治部分がちょっと読みにくかったけど、加納の人柄は真っ直ぐで、それに感化された人達が徐々に味方になってくれるのは爽快でした。
Posted by
シリーズ2作。替え玉総理というあり得ない設定だが、迷いながらも使命感に突き動かされ責任を果たそうとする売れない舞台役者慎策に好感が持てる。景気対策、パンデミック、災害、台湾有事…。ドタバタになりそうな展開が彼のキャラデ読ませるストーリーになってはいるが、次は難しそう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
総理にされた男の第二弾。 前作で影武者を考案して後ろ盾になっていた官房長官もなくなり、孤立無援の中で総理を演じ続けているという状況で、真の総理となっていく影武者の話です。 時代背景は2020年頃の日本がモチーフで、当時の総理といえば安倍さんでした。 こうして物語として振り返ってみると、ほんとに激動の時期だったと思いますし、その中で剛腕、傲慢といわれ続けながらも決断していった安倍さんはよくやったと思います。 本作の主人公は政治的金銭的しがらみがないという純粋さゆえの決断ではありますが、著者にしては珍しく安倍政治の判断を肯定的に描いているように思えました。 オリンピックも開催して菅さんの総理時期まで進んでいるので長期政権となってしまっているようで影武者が降板するのタイミングが無くなっているので次に続編が出るとしたら、また現実の政治を描きながら降板する話になるのかな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かった 安倍元首相を真似ながら、瓜二つのしがない演劇役者が総理を演じる話 エンタメの本として佳作 思想信条的にも自分に合う、左の人には無理 強いメッセージがありそうでなさそうで、うまく娯楽に落とし込めているのは著者の実力
Posted by
大好きな総理にされた男の続きが今、このタイミングで読めたことを幸運に思います! すっかり真垣総理に魅了された一人なのですが、各章終わり方が気持ち良いし求心力があるので真垣総理と一緒に走るような気持ちで読めて本当に楽しい。内容が内容なのでさらに続くにしてもまた時間がかかってしまう...
大好きな総理にされた男の続きが今、このタイミングで読めたことを幸運に思います! すっかり真垣総理に魅了された一人なのですが、各章終わり方が気持ち良いし求心力があるので真垣総理と一緒に走るような気持ちで読めて本当に楽しい。内容が内容なのでさらに続くにしてもまた時間がかかってしまうのでしょうが、ぜひまた真垣総理に会いたいです。 それにしても各章のテーマが実際にあったことばかりだと客観的に思うと現実は本当に小説より奇なりだと思います。パンデミックからのオリンピックなんて物語にもほどがあるけど、自分が実際に生きた世界のことなんだなと思うと不思議。そこに本当に真垣総理がいたかもしれないことを考えるのが楽しいです。
Posted by
第1作を読み終えた足で書店で購入しました。 「替え玉」として総理大臣を演じることになった売れない舞台俳優だった主人公が、次第に総理大臣としての風格を持つようになる様子に胸が熱くなります。 停滞する経済、新型コロナウイルスの感染拡大、パンデミックの中での東京オリパラ、そして中国と...
第1作を読み終えた足で書店で購入しました。 「替え玉」として総理大臣を演じることになった売れない舞台俳優だった主人公が、次第に総理大臣としての風格を持つようになる様子に胸が熱くなります。 停滞する経済、新型コロナウイルスの感染拡大、パンデミックの中での東京オリパラ、そして中国と台湾の衝突。 主人公のとる政策は、政治経済の知識も柵もないからこそ思いつくどんでん返しのようなものばかりですが、その根底には利権や権力欲ではなく「国民のため」「平和のため」という青臭い理想がしっかりと残っています。実際の政治にうんざりしている人が多いからこそ、国民に寄り添ってくれる総理大臣の真摯な姿と痛快な逆転劇が魅力的に感じられるのかもしれません。 まだまだ続編がありそうなエンディングで、この後の展開も楽しみにしたいと思います。
Posted by
面白かった。 総理の影武者となった俳優が、総理が亡くなった後も秘密裏に総理を続け様々な問題を解決していく。 身近な経済の問題から始まり、ついには台中問題に至るまで苦悩する慎策の姿を描く。 近年に起き事件や出来事とリンクさせているので物語にリアリティがあり、身近な話題として没入しや...
面白かった。 総理の影武者となった俳優が、総理が亡くなった後も秘密裏に総理を続け様々な問題を解決していく。 身近な経済の問題から始まり、ついには台中問題に至るまで苦悩する慎策の姿を描く。 近年に起き事件や出来事とリンクさせているので物語にリアリティがあり、身近な話題として没入しやすかった。 筋立ての上手さが流石であった。
Posted by
中山氏の手にかかれば、ポリティカルエンタメも朝飯前なんだろう。荒唐無稽設定ながら問題事象は現代日本を取り巻く状況そのもので、処方箋とまではいかないがしっかりソリューションまで描いている。特に台湾有事は良かった。
Posted by
- 1
- 2
