じゃないほうの歌いかた の商品レビュー
カラオケ店「BIG NECO」 訪れるお客さんにも、働く店員さんにもそれぞれのドラマがある。 舞台がカラオケ店なだけに、思わず僕も行きたいなと思ってしまいました。 曲を大声で歌って、元気が出たり、歌詞に励まされたりするって、本当にその通りだと思います。 もし、次カラオケに...
カラオケ店「BIG NECO」 訪れるお客さんにも、働く店員さんにもそれぞれのドラマがある。 舞台がカラオケ店なだけに、思わず僕も行きたいなと思ってしまいました。 曲を大声で歌って、元気が出たり、歌詞に励まされたりするって、本当にその通りだと思います。 もし、次カラオケに行ったら、僕は 中島みゆきさんの「旅人のうた」を 歌いたい! それで、勇ましい気分になって自分を鼓舞したい!
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ここ数年一週おきにカラオケに通っているのでなにげなく手に取ってみた一冊。 連作短編の2編目で 「香奈、頭をよくしてあげよう」にこんな形で再会するとは。(筋肉少女帯のライブには何回も行きました) なんとも言えない味があってだんだんこころを掴まれていき、これはデビュー作から読まなければ、と決心しました。
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一章目を読んだところで「あ、これ好きかも」という予感が生まれ、二章目を読んだときにその予感が確信に変わった。 ひとつずつ好きが重なって最終章で好き爆弾がさく裂した。しかも派手な爆弾じゃない方の感じ。 凡人がこれでもかって登場する。次々現れる凡人が、普通の生活を送る、しかもみんなツイてないし恵まれてもいない。そんな普通の毎日の中で同じカラオケ店にやってくる面々。重ならないはずの普通が小さな輪を描く。あぁ、普通のお話なのになんでこんなに好きなんだろう。 タイトルも好きだ。「じゃないほう」というちょっと投げやりな言い方の中に愛を見つけちゃう。 各章のタイトルもいいよね。池田も加賀も佐藤も石崎も自分の周りにいるし、彼らを語る「わたし」もいるし、なんなら自分かも知れないし。 そんな凡人たちの毎日を凡人の対極にいるYAZAWAのステッカーがギュッとつなぐ。 なんでもない毎日が愛おしくなる。そして、カラオケ店で誰かと一緒に歌いたくなる。大声で、酸欠になりながら。
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【あなたの記憶にあるはずの、カラオケでの奇跡たち】舞台は落合南長崎のカラオケBIGNECO。ジョブズでも矢沢でもない凡人たちの、ちょっとした人生の奇跡ときらめきを描く全5章。
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