明日好きになる人 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サクッと読めるかなって思って購入した。薄かったので。 高瀬千景は高校時代、何かを作りたくて演劇部の大道具を担当していた。 クラスメイトの羽鳥は不愛想で窓の外を見ているのが気になっていた。何度話しかけても反応があまりない。 でも、ほかの人とはちゃんとしゃべってるっぽい。 高瀬は、写真部の部室の前に貼られた猫の写真引きつけられた。それを撮ったのが羽鳥だと知った。写真部の先輩に羽鳥の事をきいたら、写真のコンテストなどによく入選しているほどの腕前だというので、その雑誌を買った。すごい。羽鳥の写真、好きだ。 それから高瀬は羽鳥のファンになった。羽鳥は、推しだ!! 卒業式の日、羽鳥に会えるのは最後・・・と思ったらこの気持ち(推し)を伝えなければ!!と夢中で「好きです」と言ってしまった。羽鳥は「俺も好き」と。 え?え?推しが?好きって? 思わず、高瀬は逃げてしまう。それからもう会うことはなかった。 8年後、高瀬は弱小芸能事務所のマネージャーをしていた。地下アイドル(女子)を育ててる彼のところに、そのグループの中の女の子のスキャンダル写真を持ってきた男がいた。スキャンダル写真なのによく撮れている。その男は、羽鳥だった。 あんなに素敵な写真を撮っていた羽鳥がなぜ、パパラッチをやっているのか。もったいない!と高瀬は羽鳥を説得し、自分の住んでいるおんぼろアパートで同居して、羽鳥の撮りたい写真を撮れるようにする。 だけど、羽鳥は高瀬の事が好きだった。高校時代からずっと。なので高瀬と同じ部屋で寝泊まりすることはできなくて、エアコンのない部屋ですごしていた。 高瀬にとって、羽鳥はいまでも「推し」として大好き。誰よりも好き。 でも、それは羽鳥が高瀬にもつ「好き」とは違う。 って言う感じのお話。
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かわいい話だった。高校生の時の推しと社会人になってから再会する話で、好きという意味のすれ違いが切ないながらも微笑ましくて、タイトルの意味が分かるととても甘酸っぱくて癒された。
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