烏衣の華(3) の商品レビュー
秘密の洞窟で見つけた。 復興という目的があったからこそ、どんなことをしてでも思い描く理想郷のためなら何でもしてしまったのだろうな。 ここまで腐りきってしまっていたら、一度全てを無にした方が浄化しやすいかもしれない。 「魔笛」 探し続けていたものは。 どれだけ廃れた場所だったとし...
秘密の洞窟で見つけた。 復興という目的があったからこそ、どんなことをしてでも思い描く理想郷のためなら何でもしてしまったのだろうな。 ここまで腐りきってしまっていたら、一度全てを無にした方が浄化しやすいかもしれない。 「魔笛」 探し続けていたものは。 どれだけ廃れた場所だったとしても、来たはずの客が消えてたら遠からず捜査の手が及んでいたのではないだろうか。 強気でいられるのは視えないからであり、直近にいることが分かっていたら恐怖だろうな。
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- ネタバレ
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各地の廟の謎を解決しながら一話完結で進むのかなと思いきや、旅に出ていきなりまさかの長編! 悪鬼になった廟の神と私塩密売が絡む割と複雑な話だった。 主人公二人は相変わらず進展しないけど……。
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中華退魔ファンタジー3巻目。 世間知らずの許婚コンビが田舎の廟の異変を調べに行く。 多くのお金やお宝の前で欲をかかないでいられる人間がどれくらいいるだろう。 月李と霊燿の関係は主に霊燿の朴念仁ぶり炸裂でびっくりするほど進まない。
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廟を巡る旅に出た月季一行が訪れた街は、賭博と酒、汚職にまみれた場所だった。ある幽霊に出会った一行は、街に隠されたおぞましい謎に迫っていく。それぞれのキャラが立っていて一つひとつの行動に納得感がある。特に好きなシーンは錦欄と対峙する場面で駆け引きの加減を見誤るところ。渓のように気づ...
廟を巡る旅に出た月季一行が訪れた街は、賭博と酒、汚職にまみれた場所だった。ある幽霊に出会った一行は、街に隠されたおぞましい謎に迫っていく。それぞれのキャラが立っていて一つひとつの行動に納得感がある。特に好きなシーンは錦欄と対峙する場面で駆け引きの加減を見誤るところ。渓のように気づけるようでありたい。 『後宮の烏』と同じ世界観を有するだけで嬉しいのに、まだまだこの世界を読み進められる幸せよ。次巻も楽しみだけれど、どう着地させるのだろうか。
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『烏衣の華3』では、勅命を受けた月季が、霊耀と巫術師見習いの渓(けい)と共に、白介山の麓にある繁華街・風濤へ向かいます。 作中、月季たちに胴元の錦襴の不正を知らせたり、幽霊の黄舟にアドバイスをしたりした謎の鬼卜師が登場します。結局、彼(彼女?)の存在は謎のままです。 果たして...
『烏衣の華3』では、勅命を受けた月季が、霊耀と巫術師見習いの渓(けい)と共に、白介山の麓にある繁華街・風濤へ向かいます。 作中、月季たちに胴元の錦襴の不正を知らせたり、幽霊の黄舟にアドバイスをしたりした謎の鬼卜師が登場します。結局、彼(彼女?)の存在は謎のままです。 果たして何者なのか、月季の「内なるもの」に関わってくるのか。地方の神が変化していくのはなぜか。 そして、今後、『後宮の烏』の他の登場人物が出てくるのか。続きが待ち遠しい。
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シリーズ第3段。地方の廟を調査する勅命が下された月季たちと蘇訛里が向かったのは白介山の麓の繁華街。黄舟の幽鬼と出会い、廟の謎と共に白い石の謎も追いかける。今回は蘇訛里の活躍が多く霊耀がほとんど出て来なかったのでつまらない…と思ったら、終盤で釵をプレゼントしてくれてしかも髪にさして...
シリーズ第3段。地方の廟を調査する勅命が下された月季たちと蘇訛里が向かったのは白介山の麓の繁華街。黄舟の幽鬼と出会い、廟の謎と共に白い石の謎も追いかける。今回は蘇訛里の活躍が多く霊耀がほとんど出て来なかったのでつまらない…と思ったら、終盤で釵をプレゼントしてくれてしかも髪にさしてくれるサプライズがあって良かった。博徒や金儲けの話などはあまり楽しめず今回はそこまで面白さを感じられなくて残念。ただ、最後に妓楼と笛と青年の話は面白くてこういう話の方が好みだなぁと感じた。もっと内容とページ数を増やしてほしい。
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8/22購入。 せっかくだから電子版が出る前に読もうと・・・文字が見えづらい。 何とか読み終えた。 「霊耀はずるい」って思う月季がかわいい。 霊耀の心がいつになったら柔らかくなるのか(笑)。 優しいのは花丸の二重丸なのだが。
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