サバイブ! の商品レビュー
末期がんと格闘して生き延びたコタロー(主人公)が、ハク(友人)と一緒に、社会で生き延びるために起業し進んでいくサクセスストーリー 人生、山あり谷ありですよ〜 もちろん仕事も山あり谷ありですよ〜 すべてが順調に上手くいくことなんてありえない だけど、山あり谷ありだから楽しいのか...
末期がんと格闘して生き延びたコタロー(主人公)が、ハク(友人)と一緒に、社会で生き延びるために起業し進んでいくサクセスストーリー 人生、山あり谷ありですよ〜 もちろん仕事も山あり谷ありですよ〜 すべてが順調に上手くいくことなんてありえない だけど、山あり谷ありだから楽しいのかもしれない なーんて、カッコいいことを言ってみるけど、私は苦労したくないので谷はいりません! 山、山、山ばっかりでいいです 家庭では谷、谷、谷ばっかりなんで… (やかましい!家庭の事情はそっとしておいてください) とにかく、人生も仕事も、そして家庭も先のことなんて予測できない 想定外のトラブルが起こるたび、右往左往し、それが正しいのかもわからないまま突っ走るかもしれない 平坦な道なんてどこにもなく、派手にすっ転びながら前進するしかない だからこそ面白いのかもしれない コタロー、頑張れ〜! そして、1Qさんも頑張れ〜!。゚(゚´Д`゚)゚。
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勇気と元気を貰って、毎日前向きに、大事に生きていかないといけないと思わせてくれる作品だった。 悪性リンパ腫の治療は本当は大変なのだな。。父はあまり言っていなかったけど。
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岩井さん新刊は青春×お仕事もの。こんな世界観の作品も岩井さんは手がけるんですね~幅の広さに脱帽。がんサバイバーの虎太郎が仲間を見つけて起業していくお話。少しずつ増えていく仲間たちのキャラクターがいとおしい。楽しくグイグイ読み進められて、さわやかな気持ちの良い1冊です。面白かった!
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20代で生死を彷徨う経験をするというのは、数少ない人間なのかもしれない。その状況で感じる孤独や心情は、私が想像するのも失礼なくらい、底知れず、本人にしか分からないものだろう。前向きな言葉や、励ましの言葉は意味がないかもしれない。 それでも、そんな状況だからこそ、その経験をしたからこそ、奇跡が起きることを信じて、そんな人生を強みにして必死に生きている。その姿は人に勇気を与える。 起業してからの日々は、決して順調とはいえないだろう。それでも、がむしゃらに働く。自分の信念を信じている。惑わされることなく、自分がやりたいことをやるための努力を惜しまない。 私には、起業をしたり、見えない未来のために努力する覚悟もない。だからこそ、ハクが選ぼうとした人生が痛いほどわかる。この本を読んで、人生を変えるような大きな選択はできないかもしれない。それでも、いつ死ぬか分からない自分の人生を、自分の手で掴みとって生きていきたい。大人になってから、安定やぬるさを求めている気がするけれど、諦めないこと、失敗を怖がらないこと、いつだって挑戦できることを忘れずにいたい。
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お仕事×青春小説。 ガン宣告というどん底からベンチャー企業を立ち上げ、仕事をすることで自己表現し、生きる実感を得ていく主人公。 トラブルに見舞われながらもどんどん仲間を増やしていく過程や、徹夜を繰り返して乗り切っていく日々は社会人の青春という感じがして、ちょっと羨ましくもなりま...
お仕事×青春小説。 ガン宣告というどん底からベンチャー企業を立ち上げ、仕事をすることで自己表現し、生きる実感を得ていく主人公。 トラブルに見舞われながらもどんどん仲間を増やしていく過程や、徹夜を繰り返して乗り切っていく日々は社会人の青春という感じがして、ちょっと羨ましくもなります。 ベンチャー企業の実態ってあまり知らなかったので興味深く読みました。 終盤、少し消化不良感があったかな。もうちょっと各々の成長や変化が見たかった。
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悪性リンパ腫クラスⅤで余命宣告された一人の男の闘病物語、と聞いて想像するのとは全く別の闘いが描かれていた。 大学三年生、在学中に起業するという夢は叶えられなかったけど、大企業から内定をもらいそれなりに安定した未来が見えてきた、という状態での余命宣告。これはキツい。 同級生たちが最後の学生生活を謳歌し、社会人への準備を摘んでいく中で、休学し、実家に戻り闘病生活に入る。この焦りは半端ないだろう。 なぜ、自分が…なぜ、このタイミングで…、なぜ、なぜ。 主人公のコタローの病気との闘い、と共に描かれるのは、彼の「働く」ということへの衝動。 死んだほうがましというほど苦しい治療や死への恐怖と闘い、そして手に入れた寛解。 内定を保留してくれていた大企業に就職し安定した生活をするという道を捨て、高校時代の親友と共にベンチャー会社を企業していこうというコタローの野望。 コタローにいつも進むべき道のヒントを与え続けてくれる投資家宮本の存在。ひとりずつ増えていく仲間たち。 努力すれば望は叶う、という安易な光はここにはない。 コタローたちはいつも失敗する。給料も払えない、会社の存続もあやしい。そんな中でもコタローの中から湧いてくるマグマのような「働く」ことへの熱量。 それは死線をさまよった者だけがもつ「生きる」ことへの執着、「働く」ことへの情動なのかもしれない。 「生きろ!そして働け!」さまざまな人間の業を描いてきた岩井圭也だからこそのストレートなメッセージを受け取った。
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ガンを乗り越え、堅実な生き方から脱し、起業することで、生き抜いていく人たちの物語。 この物語に登場するような、毎日徹夜覚悟で働く働き方は、このご時世には合っていないのかもしれない。でも、「本気」で、「人生をかけた」生き方をこの本で味わって、心の奥の方がボッと熱くなるのを感じた。もう何年も本気を出していないなあ、落ち着いてどこか冷めた生き方をしてしまっているなあと反省し、何かにチャレンジしたい!と強く思わされる作品だった。
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何度失敗しても諦めず、挑み続ける姿が眩しく、応援せずにはいられなかった。 生きていく上で、無駄なことなんて何もないのだと、彼らから教えてもらった。 大きな大きな勇気をもらった気持ち。 ありがとう、サバイバーズ!
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出てくる人々のエネルギッシュなこと…! 勢いに圧倒されてしまいました。 目に見える成果が出ないって苦しいと思います。それでもがむしゃらに働き続けるコタロー。(文章を再度見つけることができなかったのですが)みんなでサバイブしよう!といったコタローのセリフを読んだ時、ああなんて力強い言葉なんだろうと思いました。 4月から新しい環境になった人は、お仕事にも少し慣れ、慣れたからこその悩みが出てくる時期だと思います。そんな中でサバイブするための指南書になるような本だと思いました。 辞めるもよし、もう少し頑張るもよし、自分が生き残るためのエネルギーを分けてくれる本です!
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素晴らしいビジネス青春小説に出会ってしまいました。癌ステージ4の黒川虎太郎が起業するエンタメ小説、紆余曲折ありハラハラドキドキのシーン満載の感動作ここにあり、5人の小さな会社の奮闘記、特にSFOA短編映画の参加制作過程が素晴らしかったです。発表の時のハラハラドキドキ感は手に汗握り...
素晴らしいビジネス青春小説に出会ってしまいました。癌ステージ4の黒川虎太郎が起業するエンタメ小説、紆余曲折ありハラハラドキドキのシーン満載の感動作ここにあり、5人の小さな会社の奮闘記、特にSFOA短編映画の参加制作過程が素晴らしかったです。発表の時のハラハラドキドキ感は手に汗握りました。こんなにも興奮しながら読んだのは久しぶりかも知れません。あなたもぜひ読んで感動して下さい。手に汗握って下さい。
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