宇宙兄弟「制約主導」のチームワークで、仕事が面白くなる!チームの話 の商品レビュー
宇宙兄弟ファンとして読みましたが、あまりおすすめはしないかな。書籍としては、チームビルディングに関する本で、良いチームを作るためには、4段階の発達段階があるというフレームワークの元にまとめられている。 第1ステージ:フォーミング(同調期) 第2ステージ:ストーミング(混沌期) ...
宇宙兄弟ファンとして読みましたが、あまりおすすめはしないかな。書籍としては、チームビルディングに関する本で、良いチームを作るためには、4段階の発達段階があるというフレームワークの元にまとめられている。 第1ステージ:フォーミング(同調期) 第2ステージ:ストーミング(混沌期) 第3ステージ:ノーミング(調和期) 第4ステージ:トランスフォーミング(変態期) 内容的には、分かりやすいんだけど、ちょっと絵に描いた餅に感じる内容でした。 チームの輪を乱す人、1人だと良い人なのにグループに入るとタチが悪い人、発達障害、国籍が異なるなど、常に考え方、価値観が違うだけでなく、チーム内のメンバー同士でも問題があるなど、現実はもっともーっと混乱していると思います。 そんな環境の中で、もがいている人がほとんどの中、この本で論じている内容ってスタートの時点でめっちゃ安定感のあるチームなんです。課題はあるけれど、変なヤツに振り回されるとか、ケンカの仲裁とかはないんです。せいぜい指示待ち社員くらい。 そこからスタートして、最高のチームを目指すという内容なので、生々しい現実を体験している人からすると、ちょっとモヤっとしちゃうんじゃないかなぁ? 内容の中で、参考になったのは、最初(フォーミング期)はコミュニケーションの量を重視すべし!次(ストーミング期)にコミュニケーションの質を上げる方向に徐々にシフトすること。そして、人事異動など、ちょっとした変化でもチームは一番最初のフォーミング期に戻ってしまうということでした。 あと、宇宙兄弟が好きだったら、内容は別として、楽しめる内容なので、箸休め的な読書としてはおすすめです。
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