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くも の商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2025/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たまごのはなしがとても好きだったので手に取ったけれども、(こういう感じが好きな人もいるかも)と思った。(つまり、私にはヒットしなかった)また、時が変われば読みたくなるかもしれない。

Posted byブクログ

2025/11/23

繊細な絵を描かれる大好きな作家さんのおひとり♪ アフロヘアの雲と目が合う。 そんな瞬間に巡り会うため、じっくりと空を見上げたくなる一冊。

Posted byブクログ

2025/11/18

かなさんのレビューで知った一冊 いつもありがとうございます(^^) たまごのはなしや、さかなくんなど 緻密でシュールな絵が特徴的なしおたにまみこさんの作品です 絵の色彩が鮮やかな本書 モノクロのイメージのあるしおたにさんですが くもの様子はしおたにさんらしさ健在です ...

かなさんのレビューで知った一冊 いつもありがとうございます(^^) たまごのはなしや、さかなくんなど 緻密でシュールな絵が特徴的なしおたにまみこさんの作品です 絵の色彩が鮮やかな本書 モノクロのイメージのあるしおたにさんですが くもの様子はしおたにさんらしさ健在です くもとめがあったことはありますか? いろんな天気のくもの様子が描かれていますが さすがの画力 ちょっと不思議で ちょっと気になる一冊になったようです 我が家では3歳の息子が一番小さいのに一番空を見上げていると思います。 明るい時間に出ている月や 飛行機雲を見つけるのが得意です(o^^o) この前はうろこ雲を見て ポップコーンだねっていいながら 一緒に食べました(*´-`) この本を読むと思わず空を見上げてしまいます(*^^*) (子どもたちの感想にネタバレあります) 3歳 ちょっとやらし(嵐)こわーい くもとめがあったことがある?→ ある。観覧車乗った時 (よく考えたらこの子はまだ観覧車乗ったことない気がしますが、いつ乗ったのやら。) 5歳 なんかちょっとこわかった あらしのところ くもとめがあったことがあるの?→ うんあるよ! いつ?→ みんな違うところ見てる時 あそんでるときちょっと見つけた (くもと仲良くなれたらのところ) めっちゃええやん!! 8歳 ちょっと難しかった くもとめがあったことある?→ ない ふたりはあるんだ、こわいなー まず雲に目あるんだね みえないところにあるかもよ?→ あーそうかーそうかもね

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2025/11/16

くもの顔がちょっと無表情で怖い。 よくよく考えてみると、何気ない天気でもくもはいて、実はいいろんな表情を見せているなぁ〜と思い、空を見上げてみようと思った。

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2025/11/11

これまでモノクロの世界の印象が強い、しおたにまみこさんの絵本。 フルカラーなのが新鮮。 くもがひとの形をとって存在している。 こんなふうに考えたことがないので、ワクワクしてページをめくる。 知っているはずの雲なのに、見方が変わる不思議。 雷雨のくもたちは迫力だった。 繰り返し開き...

これまでモノクロの世界の印象が強い、しおたにまみこさんの絵本。 フルカラーなのが新鮮。 くもがひとの形をとって存在している。 こんなふうに考えたことがないので、ワクワクしてページをめくる。 知っているはずの雲なのに、見方が変わる不思議。 雷雨のくもたちは迫力だった。 繰り返し開きたくなる絵本。

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2025/10/21

まさかの雲の擬人化! 今までのしおたにさんの絵本と違い、空や街といった広い空間が描かれています。雲の顔はかわいいしこわいし…センス&画力…!どのページも素敵です。油絵も優勝ですね…! 「たり」が多くてちょっと気になったのですが、ふんわりしたくもに合わせて、ふんわりとした表現な...

まさかの雲の擬人化! 今までのしおたにさんの絵本と違い、空や街といった広い空間が描かれています。雲の顔はかわいいしこわいし…センス&画力…!どのページも素敵です。油絵も優勝ですね…! 「たり」が多くてちょっと気になったのですが、ふんわりしたくもに合わせて、ふんわりとした表現なのかな?と思いました。 しおたにまみこさんやっぱり好き…と改めて思った絵本でした。

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2025/10/17

 しおたにまみこさんの作品は、これまでにも何冊か読んでいて結構好きだったりします(「たまごのはなし」とか「いちじくのはなし」とか…)!この作品は「くも」、表紙すごくないですか??雲に顔があって、身体もついてる(゚д゚)!  雲を擬人化したこの作品、「くもと めが あったことは ...

 しおたにまみこさんの作品は、これまでにも何冊か読んでいて結構好きだったりします(「たまごのはなし」とか「いちじくのはなし」とか…)!この作品は「くも」、表紙すごくないですか??雲に顔があって、身体もついてる(゚д゚)!  雲を擬人化したこの作品、「くもと めが あったことは ありますか?」で始まります…。雲がいろんな形のものに見えたことはあって、たとえば、うさぎとか、ソフトクリームとか…そういうのはありありだけど、人の顔に見えたことは今までなかったですし、身体もついてるのがとっての斬新っ!!そして、この雲が見せてくれるその場その場での表情に“ぐっ”っとさせられます。  そう考えると、さすが!しおたにまみこさんって思いませんか??雲を見上げる楽しみがこの本を読んだことで増えました。ところでこの作品は、しおたにまみこさん初の油彩なんですって!今までは木炭鉛筆と水彩でしたし、一気にカラフルになりました。

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2025/10/06

図書館本。次女に借りた本を長女も読む。しおたにまみこさんのワールドへ。雲を擬人化して、雲になったり見上げたり。

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2025/09/27

 本来であれば、富安陽子さんの作品をしばらく読むつもりでいたのだが、図書館の新刊コーナーで本書と出会った時、「ここで借りないと、次はいつ読めるか分からないのではないか」と予感がしたのは、私の中で、しおたにまみこさんの絵本がそれだけの人気作であると認識していたことと、単に私自身が読...

 本来であれば、富安陽子さんの作品をしばらく読むつもりでいたのだが、図書館の新刊コーナーで本書と出会った時、「ここで借りないと、次はいつ読めるか分からないのではないか」と予感がしたのは、私の中で、しおたにまみこさんの絵本がそれだけの人気作であると認識していたことと、単に私自身が読みたかったから、ということで借りてきました。  しおたにまみこさんの絵本といえば、多様性の素晴らしさをリアルなSF風設定で子どもたちに伝えた『さかなくん』や、シュールな不気味さの中にも哲学的な学びが得られそうな『たまごのはなし』(ブラチスラバ世界絵本原画展金牌受賞)と個性的な作品が多く、本書(2025年)は『いちじくのはなし』以来の待望の新作。  『くもと めが あったことは ありますか?』という、独特な問い掛けで始まるお話からして、しおたにさんらしさ全開と思われた、その最たるものは何といっても、くも(雲)を擬人化した独特なデザインだと思い、最初は「こんなデザインってある?」と感じてしまうような強烈ぶりで、可愛らしさと不気味さが同居しているのは彼女の味だなと感じつつ、次第と愛着が湧いてくるのも彼女ならではの味。  そんな設定の奇抜さや斬新さに目が行きがちな、しおたにさんの絵本ではあるものの、それらの素材を更に活かしているのが繊細で美しい絵だと思い、特に本書のそれは気合いが入ってるなと感じてしまう、彼女自身の思いや力で漲っているようであった。  まずは青空自体に感じる空気感で、それは同じ青色だけをのっぺりと塗っているのではなく、微妙に濃淡を付けた様々な青色を細かく塗り分けてながら白を加えることで、空全体を立体的に見せながら温度まで感じられるような臨場感があり、それはしおたにさんの創造した「くも」たちを斜め上に見上げるような視点で描いた絵に感じられた、リアルさやダイナミックさをより強調してくれている。  また、夕暮れや夜といった時間毎の空の描写も美しい中、圧巻だったのはガラスに反射して映る描写で、それは外の景色と部屋にあるものとが薄く重なり合う、晴れの日の幻想的な美しさと、雲と空との曖昧な境目と窓を伝い落ちるたくさんの雨粒が、外の嵐の怖さをより演出していた、雨の日の非日常的な不安感との対照性も相俟って、「くも」という存在の中にある様々な顔を教えてくれる。  とは書きつつも、雲から発生する天気や、そもそも雲自体が何かというのは科学的に説明することができるようで、雲も『ちいさな みずや こおりの あつまり』と言ってしまえば、それまでなのかもしれないが、それでも本書に於いては、主人公の「わたし」自身の感性や想像力、「こうだったらいいな」という思いに読み手が共感する部分もあることによって、普段何気なく見ている雲が違って見えてくる面白さもあるし、それは時に私たちの想像を遥かに超えた現象を引き起こす、自然の神秘性を表してもいるのだと思う。  それを分かりやすく表したものとして嵐の場面があり、そこでの『くもたちは、たのしそうにも、かなしそうにも、おこっているようにも みえません』や、『ただ、あめを ふらせながら あるいています。わたしたちは とおりすぎるのを まつだけです』には、人間との大きな違いである感情が皆無であることや、人間にはどうすることもできないということを痛感しつつも、雲自身には何の罪も無いことを実感することだって可能なことや、天候によって大きく表情が変わる雲自身の印象から、『ちいさな みずや こおりの あつまり』とは思えない時だってあるのではないかと感じてしまうことだってある、そんな不思議さが魅力なのではないかと私は思うのだ。  そして、そんな雲の不思議な魅力はきっとそのまま、しおたにさん自身の不思議さや魅力でもあるような気がする。

Posted byブクログ

2025/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まるで写真かのようにリアリティに溢れた雲の描写が凄かった。輪郭を描かずに色の濃淡だけで厚みを出してることで広大さを感じる迫力が生まれてた。 雲をキャラクター化させた結果、超巨大な子どもの髪の毛みたいなデザインになってるのが面白かった。流石のしおたにデザインって感じ。 巨大な子どもたちとの視線を巡る物語、【Militsioner】っていうゲームの感覚に似てる。 天候で何かしらもう一つ展開があったら嬉しかった。 青と白と灰色の印象があったから、最後に虹とかが見れたりしたら嬉しかった。 ありがとうございます。

Posted byブクログ