人生、山あり“時々"谷あり の商品レビュー

田部井淳子(著者)

2025/11/19

仕事、家庭、いつも不満ばかり。そんな自分にもストレス。。。
田部井さんは死の間際に全力で生きたと仰り、なお前に進もうとされていた。人と比べず自分の幸せを大事に、そんな思いが大事なんだと思わせてくれた。

2025/11/03

田部井淳子さんの人生描いた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』を観た。この本をはじめ、『淳子のてっぺん』(唯川恵著)などを読んでいたので、田部井淳子さんの半生のイメージはあった。でも、映画には、家族の葛藤、エベレスト登山隊の仲間との葛藤がリアルに描かれていた。特に息子の進也さんの「世界の田部井の息子」の重圧との闘い、母への抗い、そしてそれを受け入れていく過程が。
山で知り合った夫の政伸さんは、人生も登山も２倍楽しむために結婚したと語っている。政伸さんの脊椎カリエスを克服した強さと心の寛さに胸を打たれる。もちろん東日本大震災の後の東北の高校生との富士山登山にも。
癌と闘い、「命を燃やす」淳子さんを政伸さんと進也さんがその炎を守り、そして育てていく。
ああ、観てよかった。
田部井淳子さん、山の好きな方、吉永小百合さんや佐藤浩市さんが好きな方、のんさんや工藤阿須加さんのファンの方、おすすめです！

2025/10/26

来週末上映するこんなタイミングで読了出来て暁光っす。あと田部井淳子記念館も2度行くしいつでも行けます。もう田部井さんの言葉そのもので考え方も生き方も伝わりました。もっと高嶺の花の人かと思い込んでいて全然飾り気のない山登りが好きな山に生きたのだなぁと、息子がダメだけど相当ダメだけど、チームの不穏な人間に息子人間詳しく書かない優しさもあり写真から伝わった 吉永小百合さんも好きだし、田部井淳子の偉業を見てこよう んで女性初のエベレストに選ばれるのは出来た人間だからで積み重ねた生き方

2025/10/07

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1975501946443407715?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

2025/09/24

田部井淳子さんの本は過去に何冊か読んだ。
どの本もスラスラ読め、本当にためになった。
とても尊敬できる人だ。
この本では、自分の足で歩いてまだ見たことのない景色を見てほしい。それには登山でしか味わえない。
私自身は登山はできないので旅行で色々なところへ行き、その気分を味わいたい。

2025/08/28

「病気になっても、病人になってはいけない」
「やりたいことをやってきたから、明日死んでも悔いはない」
「まだまだのぼりたい山があるから　人生の後片付けなんてしている暇ない。やりたいことをやる」
超ポジティブ思考
真似したい

2025/08/17

田部井淳子『人生、山あり〝時々〟谷あり』潮文庫。

福島県三春町出身で世界で女性初のエベレスト登頂と世界七大陸最高峰の登頂という偉業を成し遂げた登山家のエッセイ集。

吉永小百合主演映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の原作本であるようだ。

今年の春、自分が昨年から暮らし始めた三春町にmont-bellの店舗がオープンし、店舗の2階には、田部井淳子記念館が併設された。mont-bellのオープンの際に店舗を訪れてみたが、店舗の入口に吉永小百合から贈られたピンク色の胡蝶蘭が飾られていたのは、そういうことだったのかと納得した。

驕らず、飾らず、自身のありのままをさらけ出した楽しいエッセイであった。福島県田村郡三春町という小さな田舎町からこのような有名な女性登山家が輩出されていたことに驚くばかりである。その姿はまるで岩手県奥州市から世界に飛び出し、メジャーリーグで大活躍している大谷翔平にも似ている。

小学校時代に体験した登山が忘れられず、学生時代から登山を始めた田部井淳子は女性登山愛好家として、登山を楽しむうちに女性初のエベレスト登頂と世界七大陸最高峰登頂の偉業を成し遂げてしまう。

そんな田部井淳子は癌による余命宣告を受け、それでも夫のサポートを受けながら、登山にシャンソンに講演と必死に人生の楽しみを享受する。さらには東日本大震災と福島第一原発事故の被災地の高校生と富士登山を実現する。

本体価格900円
★★★★