学校の怪談じゃ、ものたりない? の商品レビュー
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イオ(梨) 保護対象イオが人間だってのは分かったけど保護してるのは何だろうと思いながら読んでいたら人間がまあまあ解剖されてて怖かった。 イオはヒトか。そうか。 トラックの転生は人じゃ無いけど人為的には無理だと思います。死ぬのが終わりじゃ無いから出来る所業。怖。 CHURCH-恐界-(内藤了) 悲しいな。お別れが出来なくてデスマスク作って。ヒロム君は地下聖堂に囚われて、お父さん亡くなってどうしようも出来なくなったと思ったらお父さんが悪霊になりかけて。 ヒロム君、お父さんと一緒に天国行けてるといいな。 サイコロあそび(藤ダリオ) 原因の人が生き残ったのか。 生きてるの宏人君と幼くなった風花ちゃんだけど「帰」が出るまで風花ちゃんもサイコロふらないといけないんですかね。 「帰」に賭けるよりも死にたくなりそう。 押し入れの宇宙飛行士(伴名練) 夢か現実か。知っているのは本人達だけでいいだろう。 しゃぐらどりの娘(澤村伊智) ミイラ取りがミイラに。 最後、政人君が誰か1人でも一緒に助けれたらいいけど。
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【収録作品】 梨「イオ」 内藤了「CHURCH ――恐界――」 藤ダリオ「サイコロあそび」 伴名練「押し入れの宇宙飛行士」 澤村伊智「しゃぐらどりの娘」 「イオ」 皮肉。すぐわかる。 「CHURCH…」 ミッション系の女子校が舞台。健全で安全なホラー。 「サイコロあそび」 グロい。そして理不尽。まさにホラー。 「押入の…」 エモい。 「しゃぐらどりの娘」 著者が著者だけに、やっぱりなと思わされるが。これもまさにホラー。ミステリ仕掛けもうまい。 緩急つきすぎ。さすがのアンソロジー。
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ハイティーン向けのジャンル入門的な新作短編アンソロジーのホラー編。ふだんホラーというジャンルを意識して本を読まないけれど、伴名練の書き下ろし短編がある!ということで購入。 伴名練「押し入れの宇宙飛行士」は自らを宇宙人という少女とのボーイミーツガールであり、甘酸っぱさと気まずさ、そ...
ハイティーン向けのジャンル入門的な新作短編アンソロジーのホラー編。ふだんホラーというジャンルを意識して本を読まないけれど、伴名練の書き下ろし短編がある!ということで購入。 伴名練「押し入れの宇宙飛行士」は自らを宇宙人という少女とのボーイミーツガールであり、甘酸っぱさと気まずさ、そしてそこはかとない得体の知れが絶妙な読後感をもたらす。 が、他は高校生向けないしジャンル入門的なことを意識しすぎているのかパッとしない印象。
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伴名練「押し入れの宇宙飛行士」★★★★★ 隣家の少女に誘われて、少年はアパートの押し入れからガラクタだらけの宇宙船に乗る。彼女の故郷であるという母星に向けて宇宙旅行をするが、やがて二人に決定的な別れが…… 少年期の思い出と小宇宙の輝き、それと対比される現実の無情を描いた(ホラー...
伴名練「押し入れの宇宙飛行士」★★★★★ 隣家の少女に誘われて、少年はアパートの押し入れからガラクタだらけの宇宙船に乗る。彼女の故郷であるという母星に向けて宇宙旅行をするが、やがて二人に決定的な別れが…… 少年期の思い出と小宇宙の輝き、それと対比される現実の無情を描いた(ホラーというよりも)SF短編。あどけなさとコケティッシュさの両義性をもった少女の造形、スリリングな宇宙旅行の描写が非常に楽しく読める。個人的には一番好き。 澤村伊智「しゃぐらどりの娘」★★★★★ 引きこもりの幼馴染、学内新聞のネタ探しの日常が「しゃぐらどり」に塗り替えられていく。やがて主人公は町に潜む化物と対峙する…… 「しゃぐらどり」という土俗的な呼称がすばらしい。紙幅にムダがない洗練された構成と展開の妙、そして何よりたしかなホラー描写に裏打ちされた快作。終り方も含めて、アンソロジーの掉尾を飾るにふさわしい一作。 梨「イオ」★★★ 藤子・F・不二雄の「宇宙人レポート サンプルAとB」を連想した。巷で流行のジャンル批評的な試みは面白いものの、どこかで見た印象は拭えずだった。 内藤りょう「CHURCH ーー恐界ーー」★★ ところどころに面白くなりそうな設定やネタは感じとれたものの、総じてそれらに対する紙幅が足りず惜しく感じた。 藤ダリオ「サイコロあそび」★ 賽子の出目に応じて苦しむというアイデアはいいものの、ストーリー構成や描写が甘く、全体的に唐突さを感じる場面が多かった。
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学生向け(ターゲットは中〜高生かな?)だからかホラーとしての怖さレベルは低めと感じた。 梨さんの「イオ」がメタもので面白かった。 内藤さんの作品、憧れの先輩と礼拝堂の秘密を追ううち学園の7不思議の謎に至るという、ちょっと怖い青春譚。読んでてワクワクした。
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内藤さんは怖いし、面白いし、救いがあって、ホラーなのに読後感が爽やか。 他の方のは…恐いです…読後もじわじわ恐いんだけど、私だけ?教えてほしい~ティーン向けかと思いや、ホラー過ぎるのですが…泣 というか、こういうのが最近のホラーの主流?流行りなのかなぁ~こわい…
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全体的にホラー感があまりなく、少し物足りないかなという感じだったが内藤了さん、澤村伊智さん、藤ダリオさん、面白かった。
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『学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖』。澤村伊智・内藤了・梨・伴名練・藤ダリオによる豪華書き下ろし短編集。高校生を主人公にした5つの物語は、怪談からデスゲーム、モキュメンタリーまで恐怖のバリエーション豊か。 私は澤村伊智さんを目当てに買ったのだが、期待以上だった。...
『学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖』。澤村伊智・内藤了・梨・伴名練・藤ダリオによる豪華書き下ろし短編集。高校生を主人公にした5つの物語は、怪談からデスゲーム、モキュメンタリーまで恐怖のバリエーション豊か。 私は澤村伊智さんを目当てに買ったのだが、期待以上だった。大人ではなく、高校生に向けて書くならこの書き味で読み味になるだろうと思う ホラーは露悪や冷笑と距離が近いジャンルで、それ自体は悪いことではないのだけど、高校生へ向けるというのなら少し風通しのよさというか爽やかさがほしい。大人にあてて書いたものなら削がれてしまうような要素こそほしい そういう期待に華麗に応えてくれていて、ただ怖いや恐怖による絶望とかで終わらないホラーを書いていて、本当にこの作家が好きだなと思った
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『ブラックボックス、誰が解く?』に続き、今回も楽しく読ませていただきました。こちらもホラー小説を読むきっかけにと思い手に取りましたが、人間の恐怖や呪い、幽霊などさまざまなホラー要素があってとても満足しました。 特に澤村伊智さんの「しゃぐらどりの娘」がおもしろくて、日本特有の「見え...
『ブラックボックス、誰が解く?』に続き、今回も楽しく読ませていただきました。こちらもホラー小説を読むきっかけにと思い手に取りましたが、人間の恐怖や呪い、幽霊などさまざまなホラー要素があってとても満足しました。 特に澤村伊智さんの「しゃぐらどりの娘」がおもしろくて、日本特有の「見えないもの」に対する恐怖を伝承と絡めて描かれていて、後半は手が止まりませんでした!
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それぞれ異なるホラー5篇からなるアンソロジー。全体的にホラー要素は薄めに感じた。目当ての澤村伊智と内藤了の作品はもちろんはもちろん伴名練の話も面白かった。
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