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十戒 の商品レビュー

4

253件のお客様レビュー

  1. 5つ

    82

  2. 4つ

    100

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    4

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2025/11/22

良かったです!! 同作家の前作「方舟」に続き、本作も読みました。前作がとても良かったので、今作はどうなのか、と思っていましたが、前作に負けず劣らずのラストでした。 物語は、亡くなった伯父が所有していた孤島にリゾート開発の話が出て、父親と一緒に枝内島(えだうちじま)に渡った理英...

良かったです!! 同作家の前作「方舟」に続き、本作も読みました。前作がとても良かったので、今作はどうなのか、と思っていましたが、前作に負けず劣らずのラストでした。 物語は、亡くなった伯父が所有していた孤島にリゾート開発の話が出て、父親と一緒に枝内島(えだうちじま)に渡った理英。 島に渡ったのは全部で9人。そのうちの1人の遺体で発見され、犯人より十の戒律が・・・。 私はミステリー小説を読んでも、犯人の推理はせず、物語を楽しむタイプなのですが、本を読んでいくうちに、この人が犯人ではないか?と思った人がいました。 でも最後、見事に裏切られました。と思ったら、さらに、裏切られました。 登場人物の一人に非常に関心が湧き、その方は前作にも・・・。 作者の次回作も楽しみです!!

Posted byブクログ

2025/11/22

結論から言うと、方舟を読んでいたからこそ面白さが少しあった。 ので、方舟を先に読むことが必須。 衝撃的なラストというよりかは、ほぉ〜!と言ったそーなってんねや!確かに性格も、、!(ネタバレ)と感じられる部分は良かった。 全体的には、想像がつき易い結末。 細かな心理面が回収され...

結論から言うと、方舟を読んでいたからこそ面白さが少しあった。 ので、方舟を先に読むことが必須。 衝撃的なラストというよりかは、ほぉ〜!と言ったそーなってんねや!確かに性格も、、!(ネタバレ)と感じられる部分は良かった。 全体的には、想像がつき易い結末。 細かな心理面が回収されていくのは良き。

Posted byブクログ

2025/11/19

 死んだ伯父が持っていた島に、リゾート開発の計画が持ち上がった。里英は、現地確認の立会いのため、父と関係業者とともに島に渡る。  しかし、久しぶりに訪れた島には、伯父以外の誰かがいた痕跡があった。翌日、不動産会社の社員が死体で発見される。そして、残された者たちには十戒のような、戒...

 死んだ伯父が持っていた島に、リゾート開発の計画が持ち上がった。里英は、現地確認の立会いのため、父と関係業者とともに島に渡る。  しかし、久しぶりに訪れた島には、伯父以外の誰かがいた痕跡があった。翌日、不動産会社の社員が死体で発見される。そして、残された者たちには十戒のような、戒律が課されることになる。“殺人犯を見つけてはいけない” 【感 想】  期待していた通り、しっかりとひっくり返して貰えました。初見とオチを知った後で、別の視点でハラハラさせられます。  そしてなにより、ラスト2行。たった一つの台詞に一番ゾッとさせられました。「方舟」にハマってしまった人は、必ずセットで読まなければならない作品です。

Posted byブクログ

2025/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作「方舟」より個人的には好きだった。 クローズドサークルもので、スマホで外と通信はできるけど、犯人から課せられた「十戒」から島で起きている出来事を伝えたり、迎えに来てもらうことをお願いしたりはできない。 前作もそうだったが、登場人物がのっぺらぼうのように特徴がなく、何回もこれは誰だったっけと人物紹介のところに戻りながら読み進めた。主要人物ではないが、電話での話のおかげで主人公のお母さんが印象に残った。 犯人はサイコパスとしか思えないが、3人目の被害者等の証拠隠滅作業の時を想像すると、大変そうだなーと思い少しほっこりした。 結末を知って主人公の立場を知ってから読むと、全く違った読み応えになる。初回に読んだときに、やたらと断定するなー、違和感があるなーと思ったのはそのせいだったかと読み終わってからわかった。 途中主人公がお父さんと犯人から『無茶をするな』とそれぞれ言われるシーンがあるが、意味合いが全く違うことに気づくとぞっとする。

Posted byブクログ

2025/11/19

方舟に続く本作。犯人は早い段階で予想は出来たが犯行を起こしたのは助けるため⁈ 主人公は犯人を生涯がっかりさせずに過ごせることを願う。そして、解説を読んでハッとさせられた。結果を知ったうえで2回目を読んで咀嚼してみようと思う。

Posted byブクログ

2025/11/18

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01442433

Posted byブクログ

2025/11/18

亡き伯父が所有する無人島を訪ねると見つかった、大量の爆薬、そきてその後に起こる殺人。 犯人はこの人では?と最初にしていた予想は当たったが、その動機や話の展開は全然予想と違い、振り回された。面白かった。

Posted byブクログ

2025/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

方舟の作者が書いた作品ってことで、面白そうと思って買った。 方舟と同じように、閉じ込められた場所で犯人探しって感じの大まかなシチュエーションは同じやけど、読み進めていくうちに想像される(というか解かれていく謎から判断がつく結末)とはほぼ真逆のエンディングで、一気にこの作品の面白さが増したと思う。

Posted byブクログ

2025/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クローズドサークルのミステリーとしては上質だと感じる。 方舟程の読後感の悪さはない。 タイトル、信仰の対象からメタ読みが出来たので真犯人には驚きはなかった。

Posted byブクログ

2025/11/16

デイトレーダーとして財を成した伯父が、交通事故で亡くなった。彼が所有していた紀伊沖の無人島枝内島は弟一家の手に渡る。伯父の死後2週間ほどで、さっそくリゾートの島として売ってくれないか、一度泊まりに行きたいと開発業者の人から連絡が入り、父と私、開発業者2人、不動産屋さん2人、建設業...

デイトレーダーとして財を成した伯父が、交通事故で亡くなった。彼が所有していた紀伊沖の無人島枝内島は弟一家の手に渡る。伯父の死後2週間ほどで、さっそくリゾートの島として売ってくれないか、一度泊まりに行きたいと開発業者の人から連絡が入り、父と私、開発業者2人、不動産屋さん2人、建設業者さん2人と、伯父の知人の9人で1泊2日の旅に向かった。 伯父は5年前から、弟一家は10年前から島には来ていないにも関わらず、部屋のシーツは荒らされ、新しい食事が置いてあり、誰かが立ち入った形跡がある。島内を見回ってみると、バンガローの中に大量の爆薬があった。警察に連絡しなければと思うものの、面倒に巻き込まれるのが嫌で翌日に後回しにしてしまう父。しかし翌朝には死体がひとつ発見されるのだった。

Posted byブクログ