いまこそ、本物のサステナビリティ経営の話をしよう の商品レビュー
サステナビリティを制約ではなく戦略として捉えて成長を描く。そのためにどうするべきか世界の豊富な事例をもとに山口周氏と磯貝友紀氏との対談形式で日本企業の在り方を問う。 まず海外の事例は非常に参考になる。SXの成功事例(何を以って成功とするかはやや主観的だが)としてVUCA時代の新た...
サステナビリティを制約ではなく戦略として捉えて成長を描く。そのためにどうするべきか世界の豊富な事例をもとに山口周氏と磯貝友紀氏との対談形式で日本企業の在り方を問う。 まず海外の事例は非常に参考になる。SXの成功事例(何を以って成功とするかはやや主観的だが)としてVUCA時代の新たな経営の形を学べる。一方で両氏が日本企業を卑下しすぎ、「海外企業がこうだから日本企業もそうすべし」とやや乱暴な議論が多いように思う。哲学書や思想家の高尚な引用もよいが、国内外の企業がなぜそういう形であるのかもう少し込み入った分析や議論が欲しかったところ。サステナビリティ経営の目指す姿のヒントはもらえる本。
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仕事で読まなくてはいけなくて読みましたので、難しい言葉も私にとってはたくさんありましたが、興味深い点もたくさんありました。 サステナビリティへの意識が高い企業と、とりあえず流行のようにサステナビリティを掲げておけば良いという企業があり、儲けることも、環境配慮も、両立できなければ長続きしないこともわかりました。 感銘を受けたのは、オランダの認知症の村、ホグウェイ。聞いたことはありましたが、ここまでだとは! 若い子が大学選ぶみたいに、私、おばあちゃんになったらこの施設入りたいんだよね〜っていう話題になるような、すてきな介護施設が増えたらいいなと思いました。国のルールが厳しいから無理、、ではなく、ルールを変えてしまうくらいの先取りをする勇気が時には必要なのだなと思いました。 また、国民の意識を変える力は、広告を打てる企業だというのも納得しました。広告の洗脳ってすごいから、サステナビリティに関心を抱くような広告を期待します。
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企業のサステナビリティはビジネスとして成り立たなければならない。 長期目線で考えられることが重要。短期の中計ベースで変わるものは違う。 海外と日本ではサステナビリティへの意識が違う なんちゃってサステナビリティではいざれ置いていかれる 先手の経営を行うことで、差別化ができる 既...
企業のサステナビリティはビジネスとして成り立たなければならない。 長期目線で考えられることが重要。短期の中計ベースで変わるものは違う。 海外と日本ではサステナビリティへの意識が違う なんちゃってサステナビリティではいざれ置いていかれる 先手の経営を行うことで、差別化ができる 既存ビジネスで、どういったことがサステナビリティの観点で問題かを考えて行うことが重要
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サステナビリティ経営の前線や、各社の事例を中ぐらいの広さ・深さで学べる。個人的には、トランプ第二次政権になって、一時、多くの金融機関が脱退したNZBA(ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス)の仕組みが勉強になった。 「世の中にいいことをすれば中長期的には儲かる」というCSV的な...
サステナビリティ経営の前線や、各社の事例を中ぐらいの広さ・深さで学べる。個人的には、トランプ第二次政権になって、一時、多くの金融機関が脱退したNZBA(ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス)の仕組みが勉強になった。 「世の中にいいことをすれば中長期的には儲かる」というCSV的な思考は、まあそうだろうな、と思いつつ、紹介されている企業が生存者バイアスが入っているように感じるし(その裏で、綺麗なことを言って多くの企業が倒産したり株価を落としてたりしているでしょう)、「地球にやさしい」という言葉も違和感。人類が地球に与えている影響なんて、地球の体積1%にも満たないことでしょう。せいぜい「人間にとって都合の良い地球環境を保とう」ということだと思うのだが、そのへんも山口周さんらしさが抜けていて、ちょっと残念な作品だった。やっぱ共著は難しいですね
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サステナビリティに対して、ビジネスにはなんだかんだ悪影響を与えるイメージがあったが、それを覆してくれた本。 サステナビリティで稼ぐということはかなりハードルが高いと思っていたが、世界の企業はそれにチャレンジし、新たに市場を創造しようとしている。 日本は今後、さらなる人口減少が見...
サステナビリティに対して、ビジネスにはなんだかんだ悪影響を与えるイメージがあったが、それを覆してくれた本。 サステナビリティで稼ぐということはかなりハードルが高いと思っていたが、世界の企業はそれにチャレンジし、新たに市場を創造しようとしている。 日本は今後、さらなる人口減少が見込まれ、グローバルに戦わなくていけない時代が来る。 常にグローバルの視点を持って(今でいえばサステナビリティ)、何に取り組むべきなのかを自問自答していきたいと思った。
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社会は、"変わっていくもの"である以上に"変えていくもの"。 サステナビリティこそ、グローバルな視点で、超長期的な時間軸で、かつ事業戦略との必然的関連性を踏まえて進めるべき。 BetterやBestではなくDifferent。 だから、経営...
社会は、"変わっていくもの"である以上に"変えていくもの"。 サステナビリティこそ、グローバルな視点で、超長期的な時間軸で、かつ事業戦略との必然的関連性を踏まえて進めるべき。 BetterやBestではなくDifferent。 だから、経営の強い意志が大事。
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サスティナビリティという言葉が生まれて久しいですが、企業が追求すべきサスティナビリティとは何か、なぜ行う必要があるのか、といったことが対談形式でまとめられています。 企業活動として「儲かるサスティナビリティ」、すなわち、社会的価値を発揮しながら、同時に経済的価値をも生み出す事業...
サスティナビリティという言葉が生まれて久しいですが、企業が追求すべきサスティナビリティとは何か、なぜ行う必要があるのか、といったことが対談形式でまとめられています。 企業活動として「儲かるサスティナビリティ」、すなわち、社会的価値を発揮しながら、同時に経済的価値をも生み出す事業を生み出すことが必要である…これが本書の根底に流れるメッセージです。 すでにビジネス視点でサスティナビリティ事業を行っている企業も紹介されています。会社の目的である「儲け」を出し、かつ税金とはまた違った社会的な貢献を行うことで企業の存在感を高めていく、といった、ある意味野心的な試みともいえます。 --------- サスティナビリティは「環境活動家の飯のタネ」「きれいごと」「とりあえず『わが社も大事にしています』と言っておけば良い」といったネガティブな方向でとらえられがちですが、きちんとビジネス=人間の欲望と結びつけ、自然な形で進められることを示した点に共感を覚えます。 また、「なぜサステナビリティ事業を行うのか」といったWhyを根本から考え、自らのコアコンピタンスと結びつけるとともにきちんとビジネス化することにより、株主を含むステークスホルダーが納得する形で持続的に進められることを知ったのも大きな学びでした。 本書はその他にも、この本にはビジネスを進めるうえで含蓄がある言葉や考え方が多数掲載されています。 サスティナビリティという言葉に興味がある方はもちろん、むしろサスティナビリティという言葉に否定的な感情をお持ちの方も、一度読んでみると良いでしょう。
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サスティナビリティ、サーキュラー化等言葉としては理解していたが、その本質は理解していなかた。企業がなぜこれらを通じて存続していかなければならないのか。それはグレートカンパニー環境や社会に良いことをして儲けることを目指す、わたしたちは正しいことをしているのか?という問い正面から向き...
サスティナビリティ、サーキュラー化等言葉としては理解していたが、その本質は理解していなかた。企業がなぜこれらを通じて存続していかなければならないのか。それはグレートカンパニー環境や社会に良いことをして儲けることを目指す、わたしたちは正しいことをしているのか?という問い正面から向き合っているのか!が企業経営の出発点だという言葉が大変感銘をうけた。 著者のいうとおり、このような考え方はまだまだ日本企業には浸透していないとビジネスパーソンの一人として私も痛感する。とても勉強になった書籍であった。
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