N・Aの扉 新装版 の商品レビュー
知り合いの小説家から語られる『本格推理の幽霊』についての体験談、彼の作品に対しての苛烈な批評、幽霊のような双子の少女の出会いなど終始虚構と現実が入り乱れるような作品で、メタフィクションの合間に作者の「お決まりの推理からの脱却」への思いが見られて、これから『ラミア虐殺』『堕天使拷...
知り合いの小説家から語られる『本格推理の幽霊』についての体験談、彼の作品に対しての苛烈な批評、幽霊のような双子の少女の出会いなど終始虚構と現実が入り乱れるような作品で、メタフィクションの合間に作者の「お決まりの推理からの脱却」への思いが見られて、これから『ラミア虐殺』『堕天使拷問刑』が生まれたと思うと感慨深い気持ちになった。
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