最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ の商品レビュー
幽霊にご飯を提供する、最初の頃の雰囲気の話が読めて良かった。 相変わらずロイドのおとぼけぶりが楽しい。 そして、「あ、そっちなんだ?」という展開も面白かった。 ういちゃんの現代っ子なツッコミもテンポが良くて楽しい。 ただ、薄いのですぐに読み終わります。
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シリーズ、21作目。 佐藤さんと鈴木さんの此岸彼岸を超えた交流が温かい。 幽霊は怖い物とは限らない、というのはこのシリーズの一貫した考え方ではある。 ガチガチに四角四面で、海里をはじめとする人々に怖がられていた兄・一憲が、ここに来て、自分を見つめ直して、そして変えていこうとしている。微笑ましいというか、こそばゆいというか。 振り返れば・・・ 海里が来る前は、夏神さんは「ばんめし屋」を1人で回していたわけです。 どんなだったんだろう? 今では、ロイドが一人欠けてもちょっと困る。 海里とロイドが営業中に外れちゃったら、それはもう大ピンチ!! 昔は今ほどお客さんが入っていなかったんだろうなあ。 新しいメニューに加え、昔の味を研究する夏神の努力や、海里も弟子として腕を上げつつあること、ロイドの上品でソフトな接客も受けてお客が増えたのだろうと思う。近所のホールから、イベント帰りのお客さんが遅い夕食を食べに寄るようになったみたいだし。 給食っぽい春雨サラダ、気になります。
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今回は最後の最後に新たな展開がー これからのストーリーがまた楽しみになります 夏神さんの肉味噌炒め食べたい!
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プロローグ ひとり足りない/眼鏡の帰還/そこにいるもの/傷を持ち寄る エピローグ いつもいる人がいないとその場の雰囲気って変わるよね (あそこでは私がいないと何か変わってるのかな?) ロイドさん降臨♡ やっぱりいつものみんなが居るのが良いよね 黄門さんには印籠のシーンが欠かせ...
プロローグ ひとり足りない/眼鏡の帰還/そこにいるもの/傷を持ち寄る エピローグ いつもいる人がいないとその場の雰囲気って変わるよね (あそこでは私がいないと何か変わってるのかな?) ロイドさん降臨♡ やっぱりいつものみんなが居るのが良いよね 黄門さんには印籠のシーンが欠かせないように??
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【目次】 プロローグ 一章 ひとり足りない 二章 眼鏡の帰還 三章 そこにいるもの 四章 傷を持ち寄る 五章 ありがとうの気持ち エピローグ シリーズ第21巻。 登場人物がまた増えた。 まっとうな人たちがまっとうに生きている世界は心地よい。
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付喪神ロイドの本体を壊してしまって すっかりしょげてる海里。 そんなとき、兄の一憲が連れてきた部下は 日を改めてひとりで食べに来て 彼らに相談事を持ちかける。 母親の葬儀を終えたばかりという佐藤は その母親の霊が郷里から一緒に ついてきているのではないかと言うのだ。 ロイドも...
付喪神ロイドの本体を壊してしまって すっかりしょげてる海里。 そんなとき、兄の一憲が連れてきた部下は 日を改めてひとりで食べに来て 彼らに相談事を持ちかける。 母親の葬儀を終えたばかりという佐藤は その母親の霊が郷里から一緒に ついてきているのではないかと言うのだ。 ロイドも無事に修理を終えて戻ってきて 海里と共に佐藤の家を尋ねることに。 ところが、そこにいたのは…。 そうきたか(^_^) 佐藤くん、順応性高くていい子だわ。 心残りを晴らす料理も 今回はパーティ仕様なので楽しい! 1年に1冊ペースで ゆるく続いて欲しいシリーズです。
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「ひとり足りない」 常に傍にいた存在が出かけ。 何かあった時に傍にあったらいいということはあるかもしれないが、修理できるかも不明な貴重品を置くにふさわしい場所かと問われれば少し考えておくべきだったよな。 常に繁盛しているのもありがたいことだが、この人数で対応している限り毎日ではな...
「ひとり足りない」 常に傍にいた存在が出かけ。 何かあった時に傍にあったらいいということはあるかもしれないが、修理できるかも不明な貴重品を置くにふさわしい場所かと問われれば少し考えておくべきだったよな。 常に繁盛しているのもありがたいことだが、この人数で対応している限り毎日ではなく時々ぐらいが体力的にもちょうどいいのかもしれない。 「眼鏡の帰還」 送られてきた小包の中には。 重要なことを伝える直前に本人が来てしまったとはいえ、近々また来る予定がわかっているのであれば直接ではなくメッセージでもいいから教えてくれてもいいだろう。 職人がいたからこそ出来ることであり、廃れた技術となってしまったら金をいくらだしても一生戻ることはなく声だけの存在になっていたな。 「そこにいるもの」 悩み事は世話焼きの誰かで。 何気ない気遣いだったとしても、それをしてくれているのが分からないのは思い込みで人物を絞ったとしても少々気味が悪いもので素直に受け取るのは難しいことだろう。 視えるからこそ一緒に行ったとはいえ、相手が望む人物の欠けらもない本当に分からない人が見つかってしまったら説明したくとも困るだろ。 「傷を持ち寄る」 根気強く聞き続けた結果は。 何か悪さをするわけでもなく、むしろ世話を焼いてくれていた相手だったからこそ怖いという気持ちはすぐに和らいで会話をする方法を探してまで色々と知ったのだろう。 赤の他人なうえ視えない存在であったとしても、過去を含めて受け入れてもらえたからこそ少しずつ逝くことを決めることができたのかもな。 「ありがとうの気持ち」 最期の日は想い出に残して。 健やかに過ごしているであろう姿を追いかけて見ることが出来ないのは悲しいだろうが、託すことが出来る相手との門出を見ることが出来たのはよかったのかもしれない。 お互いにもしもの世界線を考えて暮らしていたからこそ、少しの間だったけれども素晴らしい絆が芽生えて笑顔で別れることができたのかも。
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ロイドが入院し、海里と夏神はふたりで「ばんめし屋」を 営業することに。そんな中、海里の兄の一憲が、最近 母を亡くしたという同僚の佐藤を連れてやって来た。 彼の部屋には、母親らしき霊がいるようで…。
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21作目…。毎回読了後は優しく暖かな気持ちになり、そして涙します。 発刊ペースが遅くなりつつあり、いつも首を長くして待っています。
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いい奈さんがご飯を保ちつつ、ライト文芸・キャラ文芸に進むきっかけとなったシリーズです。 執筆ライフの転機になったかと思います。
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