1,800円以上の注文で送料無料

いま、日本は戦争をしている の商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/09/20

戦争中、子どもだった17人の体験。 子どもだからこその感じ方があり、現代の子どもたちにも理解しやすいのではと思います。ショートショートの短編集を読んでいるような読みやすさがあり、けれど、これは現実にあったことなのだという重さも感じられます。 あとがきの、「平和が失われるというこ...

戦争中、子どもだった17人の体験。 子どもだからこその感じ方があり、現代の子どもたちにも理解しやすいのではと思います。ショートショートの短編集を読んでいるような読みやすさがあり、けれど、これは現実にあったことなのだという重さも感じられます。 あとがきの、「平和が失われるということは、(中略)私、または、あなた自身が、一瞬でこの世からいなくなるかもしれない、ということ」など、作者堀川さんの思いも心に染みます。 タイトルも、「戦争があった」ではなく、「戦争をしている」という言葉に、平和のためには一人ひとりが行動しなくてはならないという責任のようなものを感じました。

Posted byブクログ

2025/09/08

図書館本。戦時下の暮らしを当時5歳から17歳の少年少女たちが振り返って、綴っています。史実を伝える、ことが難しくなりつつある今、貴重な本。戦争が生活にこびりついていた。悲鳴をあげることもできなくなっていた、そんな状況を長女と読み進めます。

Posted byブクログ

2025/08/15

2025年6月に発行され、78歳から94歳の方へのインタビューをもとに、文に合わせた絵で構成された、子供たちの目から見た太平洋戦争を知ることができる本です。 子供たちの年齢は、5歳から17歳。場所は、東京、山梨、静岡、広島、茨城、長崎、長野、三重、沖縄、北海道、岩手 日本だけ...

2025年6月に発行され、78歳から94歳の方へのインタビューをもとに、文に合わせた絵で構成された、子供たちの目から見た太平洋戦争を知ることができる本です。 子供たちの年齢は、5歳から17歳。場所は、東京、山梨、静岡、広島、茨城、長崎、長野、三重、沖縄、北海道、岩手 日本だけでなく、上海、樺太(現在、サハリン州)満州も 絵の具と色鉛筆で描かれた絵がとても良く、戦時中、戦後の実態がよく伝わります。 あどけない子供の様子だけでなく、避けることができなかった悲しみが描かれており、涙が落ちないように気をつけながら読みました。一話ずつ読んでいけるところ、良かったです。 漢字には全て振り仮名があり、言葉の注釈も丁寧なので、小学生から読めます。良書です。

Posted byブクログ

2025/08/31

戦後80年の夏に読むべく出された本なので、いま読もうと思って入手。 絵本と言うには分厚く重い。戦時下にこどもだった17人の方々の証言を編集し絵をつけた作品で、北海道から沖縄までの各地はもちろん、さらに上海、満州、サハリンの話もある。

Posted byブクログ