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復讐の岐路 の商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2025/11/02

思ったよりダークな一編。 ハヤカワ・ミステリ値段高くなったな。 320ページの一冊で3000円!

Posted byブクログ

2025/09/19

これでいいのかって思う位、読み易すぎるハヤカワもの。久しぶりに手に取ったのに、あっという間に読了・・って。 訳がいいというより、黒白がはっきりしている上に、あれやこれやで絡んでくる陰謀のやつら共が変によわよわっちい。 父も弟も警官一族のマクニール。 四角四面という堅い性格が所以...

これでいいのかって思う位、読み易すぎるハヤカワもの。久しぶりに手に取ったのに、あっという間に読了・・って。 訳がいいというより、黒白がはっきりしている上に、あれやこれやで絡んでくる陰謀のやつら共が変によわよわっちい。 父も弟も警官一族のマクニール。 四角四面という堅い性格が所以という訳ではなかろうが  仲間内の腐敗しまくる体質に、神経が荒んでいく日々。 アメリカ警官ものに多い?離婚・・それも息子の死が絡む痛い過去。 そこに降って沸いたかの如き、妻の自死判明・・そして有能なジャーナリストとしての職歴が関係するかの如き ある女性の死が絡んで行く。 読み易い一因になっている「身内の援護」これが凄すぎるというか、甘っちょろい。 ダークヒーローとまでは行かずとも こんなにマクニールがスイスイ難所を乗り切っていく事が薄っぺらく感じさせられる。 最初はこれほどの政治の闇にズブズブ足を踏み入れていいんか?と思わせられるのに案外ラストはすんなりと。 かなりの人気作家らしく、きっちりシリーズが続くらしいけど。 定価を見て悶絶∼2800円!金返せよとは言わないけど、なんかなぁ、忍びない

Posted byブクログ

2025/09/17

えっ、ここで終わっていいの?こんな感じで行こう、で書き始まったのだろうけれど着地に失敗したのか。 時系列に沿って出来事が並んでいくだけなのでサクサク読めるが、物足りなさは残る。それと訳はもう少し何とかならなかったのかなぁ、特に前半部の会話とか。人物像が浮かび上がってこない。

Posted byブクログ

2025/09/03

警察小説じゃないだろ、に加えて意味不明の自殺願望、でもって続くのか?展開が安易だし。読みやすくはあったので+1。

Posted byブクログ

2025/08/03

ニューヨーク市警の刑事マクニールの妻キャロラインが遺体で発見された。死因は自殺とされたが、妻はホワイトハウス担当の記者で仕事に打ち込んでおり自殺をするとは思えなかった。マクニールは独自に調査を開始するが、ホワイトハウスやFBIに妨害され、窮地に追い詰められていく。やがて、妻の死と...

ニューヨーク市警の刑事マクニールの妻キャロラインが遺体で発見された。死因は自殺とされたが、妻はホワイトハウス担当の記者で仕事に打ち込んでおり自殺をするとは思えなかった。マクニールは独自に調査を開始するが、ホワイトハウスやFBIに妨害され、窮地に追い詰められていく。やがて、妻の死と数年前に自殺したセレブ女性との関連に気づく。当時、真相が何者かにもみ消されたことを知ったマクニールは、刑事として法に従うか、自ら復讐を果たすか、葛藤するが…。 この内容、ポケミスで定価3,000円越えとは、と読後ため息。かつてなら、NVレーベルで出されたのではないか。

Posted byブクログ

2025/07/30

ニューヨーク市警の刑事が主人公のミステリー。親と弟共々警官で、正義漢の塊のようなジャックはジャーナリストの妻を自殺に見せかけた不審な死で亡くす。生前の妻が追っていた有名女性の死因を巡り陰謀を感じたジャックは1人立ち上がるが、行く先々で捜査の妨害にあう。中央とFBIとも繋がりのある...

ニューヨーク市警の刑事が主人公のミステリー。親と弟共々警官で、正義漢の塊のようなジャックはジャーナリストの妻を自殺に見せかけた不審な死で亡くす。生前の妻が追っていた有名女性の死因を巡り陰謀を感じたジャックは1人立ち上がるが、行く先々で捜査の妨害にあう。中央とFBIとも繋がりのあるヘンリーをどうやって崩すのか、ハラハラしっぱなしだった。ジャックも好きだが、弟のピーターの描写も素敵で、次作が楽しみ。 (今作は2部作の一作目らしい)

Posted byブクログ

2025/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025年の26冊目は、J・B・ターナーの「復讐の岐路」です。原題が良いですね。 主人公は、ニューヨーク市警の内務監査局に勤務する警官ジャック・マクニール。1人息子をある事件で亡くし、内務監査局に移動しますが、今度は、別居中で 敏腕ジャーナリストである妻を自殺と思われる状況で亡くしました。当然、自殺では話が進みませんから、ある陰謀に巻き込まれての結果でした。 ジャックは、かつて父が警官を弟も警官という警官一家で生きて来た、正に警官の中の警官と言えます。いかなる時も法を遵守して来たジャックが、妻の復讐の為とは言え、私的制裁とも言える行動に後戻り出来なくなって行く様子、葛藤が読みどころです。 難点を言うならば、強大な力を握っているはずの敵が、如何せん弱過ぎる所、ピンチらしいピンチ無く進んでしまう所でしょうか。まぁ、事件は完全に解決しておらず、続きの2作目が有るという事なので、そちらに持ち越しという事でしょうか。 ☆4.4

Posted byブクログ