ワイルドサイド漂流記 の商品レビュー
初、國友公司 それぞれのルポのオムニバス的な本 これからいろいろ読んでいきたくなる 黒岩重吾も読みたくなった 著者はのんけと言いながらやたらそっち方面にもてている
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活字から臭いはしない。目を背けたくなる汚物もそのものを見なくてよい。触られる気持ち悪さも触覚で感じなくていい。不衛生な調理とわかっても、食べて腹を下す心配はない。スリルを味わえても、当面身の危険はない。…西成、モンゴル、インド・ネパール、新宿・上野、横浜。ワイルドサイドを歩く。変...
活字から臭いはしない。目を背けたくなる汚物もそのものを見なくてよい。触られる気持ち悪さも触覚で感じなくていい。不衛生な調理とわかっても、食べて腹を下す心配はない。スリルを味わえても、当面身の危険はない。…西成、モンゴル、インド・ネパール、新宿・上野、横浜。ワイルドサイドを歩く。変な空間、奇妙な価値観、底辺を這う生計手段。体を張り、生活に溶け込む。そんな取材を支えるのは、学生時代の男娼経験。男性として、言い寄られる女性側の身になってみる。…実体験したくない世界を知る。弄ばれる疑似体験も多分何かの役に立つ。
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男色、薬、貧困、喧嘩、中毒… 普通の暮らしがもはや何なのかと疑いたくなる世界がこの本には広がっている。漂流先に溶け込む生存能力の高さには驚くばかりだ。危険すぎる場所に攻め込む姿勢も到底真似できない。突飛で変わった人の生活から私たちは何を学ぶのか。
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ルポもの作者として有名な國友公司の一冊。 これまでのルポのつまみ食い的な内容かな?と思って読むと後頭部を鈍器で殴られたような衝撃きます。 とはいえ、全体としては甘めで読みやすい。 オススメです。
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以前より、嵐よういち、丸山ゴンザレスなどの旅行記が好きだ。普段あまり近寄れないアンダーグラウンドな世界を、一般市民の目線で語ってくれるところが心地よい。国友氏は彼らに似た文章を書く。たいへん興味深く読ませてもらったが、今後さらなるよい本を期待している。
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【命知らずの取材に基づく危険な体験談が満載】「ヤクザマンション」のある街、監禁されかけた街、男娼として無双した街――命懸けの取材に基づくエクストリームな“街”エッセイ!
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