ウインクに警告 の商品レビュー
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面白かったが期待したほどではなかった。やはり南原作品は大鳳シリーズの方が圧倒的に面白い。 開発部と知財部の力関係が理解できないが、実際にこんなふうに開発部と知財部は敵対関係にあるのだろうか。開発部が作ったものが特許侵害にならないかチェックしてくれるのだから感謝するのではないのだろうか。知財部が機能削除せずに、そのまま販売されたらどんなことになるのか理解できていない開発者がたくさん登場して信じられない。 最後のソリンテックとの交渉は呆気なさすぎた。でも会長の顔で復帰できる機能を作ったからこそだから納得はできる。 マッチングアプリに束縛されていた北原の話はちょっと物足りない。最初にどうやって呼び出したのかわからない。 仁科夏樹は本編には絡まなかった。次回作への仕込みか。 登場人物が多く、覚えづらく、似た雰囲気の人がいる。近藤部長と上司浅井は1人にできないのか。近藤いらない。神楽坂と泥島の同期は2人必要か。ハード開発エンジニアも似たような人たちでわからない。 最後物部に独立させてあげたかった。仲町は失脚したが、三津浜も懲らしめてやりたかった。
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ストロベリー戦争は大好きだけど、この作品は楽しめなかった。無駄に登場人物が多くて誰が誰だか分からなくなって読むのが苦痛になった。ストーリーもゲーム機もエンジニアも私にとっては近すぎる存在故、リアリティがありそうで無くてしらけてしまった。途中で読むのをやめた。
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ゲーム機メーカー「モノベ社」に勤める平間青介は知的財産部所属社員。競合他社への特許侵害が発覚する中、大株主でもある親会社のきな臭い動きが目立つようになる。特許調査のプロして平間が見せる矜持。知財関係のお話はなかなか興味深くて面白い。ただ登場人物が無駄に多い感じがしたかな。
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この作家は知財関係者を舞台にした作品が多いが、今回の舞台はゲーム業界。 話の筋自体はありきたりだが、特許に関してこんなものかと知るためには面白い。
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テンポよくサクサク読めました。 嫌われても 貫いていく姿勢は誰でも真似はできないと思う。 先輩との関係は これからどうなるのかな?
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主人公の会社は性格・口が悪い人間が多すぎるように感じたが、ゲーム業界はこれが普通なのか…? 特に後輩の女性キャラが苦手だった。 物語全体はサクサク読めてよかった。 知財は何をしているのかいまいちよくわかっていなかったが、少し理解できた。 先輩の話が中途半端な感じだったので続編もあ...
主人公の会社は性格・口が悪い人間が多すぎるように感じたが、ゲーム業界はこれが普通なのか…? 特に後輩の女性キャラが苦手だった。 物語全体はサクサク読めてよかった。 知財は何をしているのかいまいちよくわかっていなかったが、少し理解できた。 先輩の話が中途半端な感じだったので続編もありそう。 気になった誤表記: P. 289 モノギアの成功を受けて上がったモノギアの株価→モノギアの成功を受けて上がったモノべの株価、でしょう…
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元エンジニアが書き下ろした大ヒットゲーム機の特許侵害をめぐるミステリー。エンジニアの世界を充分に描けていてとても面白かった。最後が少しあっけない感じもあったので、もう少し大どんでん返しがあれば良かった。
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この作者さんの本が好きで、 新作なので読みました 今回も、サクサク読めて2日程で読んでしまった 今個人的に興味ある知的財産も触れていて 面白かった
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ゲーム機メーカー・モノベ社の知的財産部員である平間青介は、新製品『ビューティフル・ステージⅡ』の開発承認審議会に出席することになる。この新作リズムゲームは、大ヒット携帯ゲーム機『モノギア』との連携による多人数セッション機能を目玉としており、アジア圏での展開も視野に入れた重要なプロ...
ゲーム機メーカー・モノベ社の知的財産部員である平間青介は、新製品『ビューティフル・ステージⅡ』の開発承認審議会に出席することになる。この新作リズムゲームは、大ヒット携帯ゲーム機『モノギア』との連携による多人数セッション機能を目玉としており、アジア圏での展開も視野に入れた重要なプロジェクトであった。 しかし、開発部は知財部を軽視し、特許調査を怠ったまま審議会を進めようとしていた。知財担当としての職責を果たすべく、平間は会議に強行出席し、特許クリアランス(他社特許との衝突回避調査)が不十分であることを指摘。開発承認を保留に追い込む。 会議終了後、平間は社長・仲町の呼び出しを受け、重大な問題に直面する。ヨーロッパで販売された『モノギア』に、削除したはずの「機能」が残っていたことが発覚したのだ。この機能は、競合企業ソリンテックが既に特許を取得している技術であり、特許侵害の可能性が極めて高い。 社長は平間に対し、徹底的な事実確認と、仮に該当機能が残っていた場合の対応を命じる。この命令には、社内外に一切情報を漏らさず、記録も残さないという厳格な秘密保持が伴っていた。 平間は、特許調査のプロとしての誇りと、社内の敵意に満ちた空気の中で、自らの信念と職責をかけた孤独な戦いを始める。企業の論理と創造性、知的財産と開発のせめぎ合いのなかで、果たして彼は真実にたどり着けるのか――。
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