フランス人は靴下に穴が空いていても優雅に生きる コミックエッセイ の商品レビュー

しばひろ(著者)

2025/11/14

面白かった。文化の違いって奥深い。でもやっぱり私は日本で暮らすのがいいかなあ。美味しそうなチーズ、モンドールは食べてみたいけれど、フランスでは電車で寝たり出来なさそうだし、始終、掏摸や物乞いに注意しながら歩かないといけないっていうのは…。治安がいい、というのは私にとっては何にも代えがたいモノだと思う。愛の言葉が笑っちゃうくらい、凄いのは感受性豊かなんだろうなあ。あとボキャブラリーが豊富じゃないと出来ないかも。
ボランティアでフランス語を教える人がいたり、赤ちゃんが泣いていたら抱き方を試してみたら、と教えてくれる男性がいたり、プラスチックを削減しようという動きが進んでいたり、というのは、少し羨ましい気持ちもある。無い物ねだりかもしれない。

2025/08/14

この本を読んでいる時、あらこれは「台湾人から見た日本人から見たフランス人の生活」ですね。なかなか面白い状況です。フランス人の価値観やっぱり私たちと離れていて、時々既視感？みたいなものもあるけど、ほぼ異世界を見ている気分です。フランスに行く時は、まずBonjourを言います。あと心の中にフランス人を飼います。勉強になりました。読んだ余韻が良かったので、また著者の他作を読んでみたいと思います。