Motor Fan illustrated(Vol.225) の商品レビュー
今号の特集は「サスペンションで解決」です。 MFi と言うと、かつてはサスペンション解説が面白かったのですが、いつの間にか無くなってしまいましたね。今回はそのサスペンションが特集ということで、楽しみにしていましたが、、、 サスペンションはサスペンションでしたが、ダンパーの話が多か...
今号の特集は「サスペンションで解決」です。 MFi と言うと、かつてはサスペンション解説が面白かったのですが、いつの間にか無くなってしまいましたね。今回はそのサスペンションが特集ということで、楽しみにしていましたが、、、 サスペンションはサスペンションでしたが、ダンパーの話が多かったですね。ま、確かにダンパー大事ですが、サスペンション形式の特徴とか、どの車にどんなサスペンションが搭載されているとか、その辺をもっと大々的にやってほしかったですね。 11ページ。液体水素エンジンの記事ですが、「液体水素技術を市販車に適用できるレベルに引き上げるには」、「ポンプの小型軽量化」「インタンク化」が必要で、そのために「超電導」に取り組んでいる、とのこと。え、超電導? 確かにタンクの中にある液体水素は -253 度ですが、超電導? 超電導? 真面目に言ってますか? これ、つまりは、一般人が普段の足に使う車としての市販は無理ってことですね。 19ページ。「(ダンパーの)ピストンロッド径が 22 mm だとして、(略)4輪で約 276 mm。これっぽっちの長さで車両重量 1.5 トンを支えている。」とありますが、、、 車両重量を支えているのはバネですよ。バネ無しでダンパーだけの車があるのだったら教えてほしい。 (ハイドロニューマチック? でもあれは「バネ無し」とは少し違う。) 興味深いのはマレリの電気機械式ダンパーシステムですね。オイルを使わない、完全電動のダンパー。今後広がるのだろうか。(マレリは破綻しましたが、そっちの意味でも気になりますね。。。) 変態内燃機関列伝では、「ご本尊」ジェームズ・アトキンソン登場。 「アトキンソン・サイクル」というと燃費低減の切札みたいなところがありますが、考案されたときには効率向上よりも、完全掃気を目指したもので、つまり、安定稼働が目的だったとは。何と、、、
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