エンジニア育成現場の「失敗」集めてみた。 の商品レビュー
主には基本的ながシンプルに書いてあり「中身も妥当」といった所感。 新人レンタルサービス、 業務の目的を伝えない「指示だけ上司」、 「とりあえず配属」でキャリアや本人希望を無視、 など、理解しやすい内容でした。 採用に関するインターンシップなどの情報も、実際にありそうなアンチパ...
主には基本的ながシンプルに書いてあり「中身も妥当」といった所感。 新人レンタルサービス、 業務の目的を伝えない「指示だけ上司」、 「とりあえず配属」でキャリアや本人希望を無視、 など、理解しやすい内容でした。 採用に関するインターンシップなどの情報も、実際にありそうなアンチパターンが詰まっていて楽しく読めました。 能力評価については、努力など認めるところをしっかり認めてあげること。 その上で期待に対しての過不足を、メリハリを持って評価する。 成長を願う気持ちをもって、フィードバックを伝えること。 NGは「エラーコード型フィードバック」、情報不足という良い命名。 楽しさはよいチームのバロメーター。 健康で前向き、ロジカルさ、傾聴・コミュ力、 ストレス耐性などが面接評価でチェック点なのは流石と言ったところ。
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新人を教えることになったので読んでみた。失敗事例から新人育成の注意点を学ぶことができる。新人に対して「作業」を振りがちになってしまうのは気をつけたいと思った。仕事の目的やなぜを伝えることが大事。
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エンジニア育成の「あるある失敗談」をもとに、育成の落とし穴とその解決策をユーモラスに描いた一冊。架空のコミカルなシチュエーションを交えながら進むため、専門書だけど肩の力を抜いて読める構成になっていると思います。 特に印象的だったのは、「ソフトの品質はチームの人間関係で決まる」と...
エンジニア育成の「あるある失敗談」をもとに、育成の落とし穴とその解決策をユーモラスに描いた一冊。架空のコミカルなシチュエーションを交えながら進むため、専門書だけど肩の力を抜いて読める構成になっていると思います。 特に印象的だったのは、「ソフトの品質はチームの人間関係で決まる」という言葉。技術力だけでなく、人と人との信頼関係こそが良い成果を生むというメッセージに、深く共感しました。 また、心理的安全性の確保や、業務の目的と受け入れ基準の明確化、社内での標準化組織の設立といったテーマは、単なる育成論にとどまらず、組織運営やマネジメント全般にも通じると思います。エンジニア領域に特化した内容もありますが、多くはあらゆる職場に共通する知見として活かせるものという印象。 エンジニアを育てる立場の人はもちろん、育成される側や、チームでものづくりに関わるすべての人に読んでほしい一冊。カジュアルな文体で読みやすく、実践的なヒントと共感を同時に得られる内容だと感じました。
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『ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。』の続編的な立ち位置の、マネジメントの失敗集についての本。 それぞれの失敗の種類の話題のはじめに4コマ漫画があるけど、この漫画がまた面白い。いろいろ失敗してきた人だそうだけど、いろいろ興味のあることには手を出してきたからこそなんだろうな...
『ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。』の続編的な立ち位置の、マネジメントの失敗集についての本。 それぞれの失敗の種類の話題のはじめに4コマ漫画があるけど、この漫画がまた面白い。いろいろ失敗してきた人だそうだけど、いろいろ興味のあることには手を出してきたからこそなんだろうなと思った。 この本にでてくる新入社員の「ガク」がものすごくしっかりした子で、うちにもこんな社員がほしいと思った。 こんな、真面目ではっきりと意見を言える子は確かにどの部署からも重宝されそう。 『はじめに』で書かれていた「Learn from the mistakes of others. You can’t live long enough to make them all yourself.」(訳:他人の失敗から学びなさい。あなたは全ての失敗ができるほど長くは生きられないのだから)という言葉は初めて知ったけど、確かにそうだよなと思う。失敗から学べというけれども、失敗しないにこしたことはないしね。 OODAというのはなんとなく聞いたことがあったけど、よく知らなかったのでこの本でちょっと分かるようになった。けど、まだまだ実践にいかすにはどうすればいいかイメージできてないので、もう少し調べてみたいと思う。 『マルチ3兄弟』という話がでてきて、マルチユーザー、マルチリンガル、マルチスレッドの3つと書入れあったのだけど、なんでマルチリンガルが関係するんだ?と思った。後の章では『マルチランゲージ』と書かれてあったので、マルチランゲージのことだと思うのだけど、書き間違いなのか、マルチランゲージのことをマルチリンガルということもあるのかどっちなんだろう? そのマルチランゲージの話は、これは気づかないと思った。小数点は国によってはカンマ(,)となることがあるということは知ってたけど、それだとCSVに出力する時に問題になるというのは思いつかないなと思った。CSVは基本、ダブルクォーテーションで囲って出力したほうがいいんだろうなと思う。 Chapter5に、課長代理がでてくるのだけど、この課長代理が怖かった。部下を疲弊させる上司で、こんな上司は確かに嫌だと思った。取引先には、こういう人いるけど…。 後、『人類にはムダが必要』という話は面白かった。ずっと仕事に取り組むより、ちょくちょく休むようにしたほうがいいのだろうなと思う。
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共感しっぱなしの「育成あるある」が満載。 失敗を軸に学べるので、説得力もあり実用性も高いです。 理論より現場のリアルを知りたい人、育成でつまずいた経験のある人には特におすすめ。 読みやすくて、実務にすぐ活かせる内容でした。
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