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2030―2040年 医療の真実 の商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2026/03/29

こう言う事実がある面で起こってること自体は確かなんだろうけど、この本出すように勧めたのが新田哲史かぁ… ちょっと内容に煽動的な部分や明らかなポジショントークしている部分もあり、全てを鵜呑みにはしがたい。 イギリスの家庭医制度褒めた次の章でイギリスは医療崩壊してるって言われてもじゃ...

こう言う事実がある面で起こってること自体は確かなんだろうけど、この本出すように勧めたのが新田哲史かぁ… ちょっと内容に煽動的な部分や明らかなポジショントークしている部分もあり、全てを鵜呑みにはしがたい。 イギリスの家庭医制度褒めた次の章でイギリスは医療崩壊してるって言われてもじゃあどうすりゃいいのよと言う感想しか持てない…。

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2026/01/16

本書で突きつけられたデータはあまりに残酷であり、2040年に向けて医療現場が直面するであろう「地獄」を予見させて余りある。 人手不足は加速し、医療供給が需要に追いつかない状況は確実である。 それはやがて、救えるはずの命を選別しなければならない倫理的な苦渋を現場に強いることにな...

本書で突きつけられたデータはあまりに残酷であり、2040年に向けて医療現場が直面するであろう「地獄」を予見させて余りある。 人手不足は加速し、医療供給が需要に追いつかない状況は確実である。 それはやがて、救えるはずの命を選別しなければならない倫理的な苦渋を現場に強いることになるだろう。 高齢者が行き場を失う未来は、すぐそこまで来ている。 手術室という現場に身を置く私自身、ギリギリで回っている現状に危機感を抱かない日はない。 だからこそ、今の医療システムには限界があり、抜本的な改革が不可欠だと断言できる。 この過酷な時代を生き抜くためには、もはや「病気になったら治してもらう」という受動的な姿勢では立ち行かない。 己の健康を自らマネジメントする「予防医学」こそが、崩壊しゆく社会における自衛策となるはずだ。

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2026/01/11

2026年2冊目。同業者からすると、みんな薄々気付いてる事を統計学的なデータも用いながら論じてて、日本人の1人として何をせねばならないか考えさせられる1冊。やや自分語りのパートが、参考にはなったが蛇足に感じる部分もあった。

Posted byブクログ

2025/11/05

現在も病院の院長をされている熊谷先生が日本の医療に警鐘を鳴らす一冊。日本はどの病院やクリニックにもフリーアクセスで質の高い医療を受けられるとされているが、その裏では国の思惑と実際の現場に立つ医師とで一致しない考えがある。 そもそも日本の複雑怪奇な医療制度で、日本の医療がかなり危な...

現在も病院の院長をされている熊谷先生が日本の医療に警鐘を鳴らす一冊。日本はどの病院やクリニックにもフリーアクセスで質の高い医療を受けられるとされているが、その裏では国の思惑と実際の現場に立つ医師とで一致しない考えがある。 そもそも日本の複雑怪奇な医療制度で、日本の医療がかなり危ない状態になっていることを知っている人がどの程度いるのか。熊谷先生の周りで起きている実例を見ながら、日本医療の問題について考えさせられる。 それにしても、これは解決難しいぞ…。

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2025/10/08

Dr.仲野チョイスから。最近で言うと、気付いたら米が食べられなくなる、みたいなことが現実味を帯びたりしている訳だけど、本書で述べられているのは、その医療版。医療へのフリーアクセスが困難になるという絶望が、水面下で、しかし着実に進行している。後方視的に、どこが分水嶺だったかという検...

Dr.仲野チョイスから。最近で言うと、気付いたら米が食べられなくなる、みたいなことが現実味を帯びたりしている訳だけど、本書で述べられているのは、その医療版。医療へのフリーアクセスが困難になるという絶望が、水面下で、しかし着実に進行している。後方視的に、どこが分水嶺だったかという検証もなされることになるんだろうけど、もうそれは過ぎているのかもしらん。

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2025/08/30

○本のタイトル『2030-2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路』 ○著者 熊谷賴佳(くまがいよりよし) 京浜病院 院長 ○どんな本? 高齢者医療の現場が直面する、厳しい現実が描き出され、私たちの未来を守るために今何をすべきかを考えさせられる一冊です。 すべての...

○本のタイトル『2030-2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路』 ○著者 熊谷賴佳(くまがいよりよし) 京浜病院 院長 ○どんな本? 高齢者医療の現場が直面する、厳しい現実が描き出され、私たちの未来を守るために今何をすべきかを考えさせられる一冊です。 すべての人が安心して暮らせる社会の実現を目指すヒントが満載でした! 具体的には、高齢者医療や介護に関する現状や問題点、日本の医療制度やその崩壊の危険性について考察しています。 また、著者の経験を基にした医療制度の改善策や、未来への提言も含まれているため、医療従事者や政策に興味がある一般の読者にも向いている内容。

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2025/08/29

よくテレビで地域の中核病院が成り立たないとよく放映されているけども、その理由がよくわかる。 収入にあたる診療報酬が必要以上に儲からないように条件が決められている中、固定費にあたる部分が、最近の世の中の人件費の高騰や原料の高騰などで高まっていれば、それは当然利益が出なくなる。その中...

よくテレビで地域の中核病院が成り立たないとよく放映されているけども、その理由がよくわかる。 収入にあたる診療報酬が必要以上に儲からないように条件が決められている中、固定費にあたる部分が、最近の世の中の人件費の高騰や原料の高騰などで高まっていれば、それは当然利益が出なくなる。その中で、老朽化された設備を、今の医療の実態に合わせて設備投資していくひつようがあるが、利益がないので投資できない。そうすれば患者が減ると言う負のスパイラルになっている理由がよくわかる。 ただし、見方としては若干偏っていると思われるのでまた別の視点の方がどう思われているのかと言う本を読んでみたい。

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2025/08/04

病院経営は、頻繁に改定される法律にリアルタイムで適応できなければすぐに立ち行かなくなるということが分かった。

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2025/08/02

医療崩壊の原因はマクロとミクロの利益相反に原因があるのでは? 東京の火葬場の大半を中国系が経営している?

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2025/07/13

現在、日本全国の医療機関は深刻な経営難に直面している。日本医師会は「ある日突然、病院がなくなる」との言葉で、医療経営の危機的状況を発信している。帝国データバンクによると2024年の医療機関の倒産は64件、休廃業・解散は722件となり、それぞれ過去最多を更新した。東京商工リサーチに...

現在、日本全国の医療機関は深刻な経営難に直面している。日本医師会は「ある日突然、病院がなくなる」との言葉で、医療経営の危機的状況を発信している。帝国データバンクによると2024年の医療機関の倒産は64件、休廃業・解散は722件となり、それぞれ過去最多を更新した。東京商工リサーチによる介護事業所、2024年度は倒産が179件と前年比36.6%増と過去最多を記録し、1つの介護事業所もない自治体が増え続けている。具合が悪くても病院にかかれない、生活に困っても介護サービスを受けられないといった事態が起きている。  本書は、東京・大田区で三代にわたり地域医療に携わってきた下町の病院長であり、脳神経外科医として認知症医療の臨床現場に立つ著者が、医療・介護分野の将来に対し強い危機感を持ち、その実態と課題を明らかにしたものである。第1章と第2章では、病気による療養や介護が必要になった高齢者の居場所が減り、近いうちに、医療・介護にアクセスできずに苦しむ人が増える現状を紹介している。第3章では、病院次々に潰れる背景に、2年に1度行われる診療報酬改定に振り回され、診療報酬による公定価格の引き上げの重要性を指摘する。第4章では医療崩壊に導く5つの罪として、現在の問題を筆者の主観で詳述するが、この章は意見が分かれる課題であり、医師会や薬剤師会も含めた利害関係が交錯する。第5章で、海外の事例を踏まえて日本の医療を俯瞰する。第6章の最終章では、2040年日本医療の沈没を防ぐ処方箋として、M&Aと医療DXの推進、医療・介護人材問題を提起する。  筆者の議論に触れ、私自身が強く感じたのは、診療報酬や介護報酬といった公定価格の引き上げが喫緊の課題であるという点である。医療・介護従事者の待遇を改善しなければ、持続可能な医療・福祉制度は構築できない。加えて、その際に患者や利用者の窓口負担が増加しないよう、国庫負担の引き上げにより対応する必要があると考える。  その財源としては、内部留保を多く保有する大企業への課税強化が検討されるべきである。また、福祉・社会保障と対極にある防衛費=軍事費を削減し、社会保障財源に振り向ける施策こそが、今まさに求められている。平和があってこそ、病気や怪我の治療が可能となり、ケアの実現も可能となる。この基本的な原理を忘れてはならないと、改めて強調したい。

Posted byブクログ