ぼくは刑事です の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小野寺さんの作品の中で最も刺さらなかった。 なんて言うか、律が女々しいし、登場人物も、何かな、って。元カノの元カレのストーカー事件とか。 そこ、律が出る幕じゃないから。普通に他の警察行けよって思ったし、警察内で職場不倫て・・犯罪を取り締まる人らがやる? そして、相手がシンママ&犯罪者娘で結婚反対する上司。結局、結婚できないってなり、相手亡くなるし。 で、娘だけ引き取るって。何だかなぁ
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このタイトルからこの展開、なかなか想像つかない展開でした。もちろん、刑事だって人間。同期だっているだろうし、彼女や元カノだっているでしょう! 途中まで少し物足りなかった感が少しあったけど、後半、急展開。自分の弱さを知るタイミングかぁ。 刑事ものミステリーに慣れてる方に、ぜひ読ん...
このタイトルからこの展開、なかなか想像つかない展開でした。もちろん、刑事だって人間。同期だっているだろうし、彼女や元カノだっているでしょう! 途中まで少し物足りなかった感が少しあったけど、後半、急展開。自分の弱さを知るタイミングかぁ。 刑事ものミステリーに慣れてる方に、ぜひ読んでもらいたい。視点が変わりそう!
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『ぼくは刑事です』 松川律という三十一歳の刑事の日々を、淡々と綴った物語。そう、まさに淡々と・・・ そして、小野寺さんらしく、実直で真面目な主人公の目線がリアルに描かれている。 記憶の断片のあるあるシーンや、 掴みどころのない会話シーンなど、 フワフワ柔らかいのに、すーっと心に...
『ぼくは刑事です』 松川律という三十一歳の刑事の日々を、淡々と綴った物語。そう、まさに淡々と・・・ そして、小野寺さんらしく、実直で真面目な主人公の目線がリアルに描かれている。 記憶の断片のあるあるシーンや、 掴みどころのない会話シーンなど、 フワフワ柔らかいのに、すーっと心に沁みてくる小野寺マジックに、今回も見事にハマってしまった。笑 刑事という職業を、正直なところあまり身近に感じたことがなかったので、新鮮に感じた。 意外とこんな風に「普通」な刑事さんが多いのかもしれない。 けれど、就職や結婚のタイミングで身辺調査をされることや、恋人とのデート、知人の結婚式にも、急な呼び出しなどで制約が入ってしまうこと。 確かに、そういう側面を持ち合わせている職種なのだ。本当に頭が下がる思いがした。 従姉妹が警察官と結婚したとか、 甥っ子が刑事になりたいとか、 職業選択の一つとしか捉えていなかったが、その大変さや、様々な気苦労、本人のみならず身近な人も巻き込むことの多い職業であること。 小野寺さんらしい、優しく真っ直ぐな物語の中に、ひとりの刑事の生き方がギュッと濃縮されていて、心温まると同時に、身の引き締まる思いがした。 それにしても、松川律はいい男だ。 思考の回路が素敵過ぎて、心が洗われるようだった。 読後の清々しさがたまらない。
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小野寺史宣さんの作品、初読みです。 2025年初作家、52人目です。 audibleにて。 ブクログで紹介されていて、気になった作品。 でも、買わなきゃ!とか図書館で借りなきゃ!となるほどは惹かれてなかったのですが、audibleで見つけたので聴いてみました。 内容はほのぼの...
小野寺史宣さんの作品、初読みです。 2025年初作家、52人目です。 audibleにて。 ブクログで紹介されていて、気になった作品。 でも、買わなきゃ!とか図書館で借りなきゃ!となるほどは惹かれてなかったのですが、audibleで見つけたので聴いてみました。 内容はほのぼのとしてて、主人公の刑事、松川くんがめっちゃいい人。 子供が海音ちゃんも甥っ子も可愛くって素直ないい子。 最後があんなふうになるとは予想外でした。 読後感は悪くはないけど‥。
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小野寺さんの作品を読んでいるとよく思うこと (まだその件を続けるんかーい) その5 しょーもない会話文が多いこと しょーもないと書けば失礼ですが、とにかく作中に会話が多い だけど、それが小野寺さんの作品の最大の特徴なのでしょう (そりゃ、そーだろう) テンポ良く書かれていて読...
小野寺さんの作品を読んでいるとよく思うこと (まだその件を続けるんかーい) その5 しょーもない会話文が多いこと しょーもないと書けば失礼ですが、とにかく作中に会話が多い だけど、それが小野寺さんの作品の最大の特徴なのでしょう (そりゃ、そーだろう) テンポ良く書かれていて読みやすい作風なのです だから何冊も読んでしまうのかも 正直、読む前からそのパターンはわかっているのになぜか読んでしまう… まんまと小野寺マジックに嵌っているひとりなのです その6 は、また今度ということで…
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小野寺さんの本は、いつも人があたたかい。 今回は、松川くん。 刑事さん。 刑事さんだからこそ、松川くんだからこそ、な人間付き合い。 付き合ってる人との関わり、最後、とっても悲しくて、でもあたたかい結末。
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たまたま職業が刑事なだけの普通の男性の物語。小説としては珍しく刑事像ですが、意外とこれが一般的な刑事なのかも。そう思うと愛しさが増す、温かい物語でした。
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若い刑事の日常の物語。 ほぼ、刑事であることは関係なく、女性にもてそうな優男の日常独白みたいな感じでした。 延々と過去の女性遍歴が綴られたり、親族の紹介などもあってだからなに?と首を傾げつつ読み進め。感動するほどでもないががっかりしたわけでもなく、ああ、そうなんですね、という読...
若い刑事の日常の物語。 ほぼ、刑事であることは関係なく、女性にもてそうな優男の日常独白みたいな感じでした。 延々と過去の女性遍歴が綴られたり、親族の紹介などもあってだからなに?と首を傾げつつ読み進め。感動するほどでもないががっかりしたわけでもなく、ああ、そうなんですね、という読後感。 もっといらない箇所(あくまで私にとって)をはしょってもらってもよかったな、水増し感のあるボリュームだったなと思いました。
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時間に余裕がある日曜日。ハードなミステリーの合間にのんびり読書するのに最適な一冊。ほのぼのと若者の軽快な会話を楽しんでいたら、最後に予想しない展開が。それでもハードすぎなくてよかった。だいぶ泣いたけれども。
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刑事の松川律の物語です。 犯罪者と対決したり‥などとハードボイルドな展開を想像してたのですが (対峙するかもですけど(*´꒳`*)) 律君のプライベートをひたすら綴った物語です。 彼は誰に対しても誠実です。聖人君子ではありませんが自分なりの正義を持って接しています。 彼の好きに...
刑事の松川律の物語です。 犯罪者と対決したり‥などとハードボイルドな展開を想像してたのですが (対峙するかもですけど(*´꒳`*)) 律君のプライベートをひたすら綴った物語です。 彼は誰に対しても誠実です。聖人君子ではありませんが自分なりの正義を持って接しています。 彼の好きになった女性、ラーメン店を経営する姉一家や同期刑事とのやりとりなど。 最初から最後まで温かい気持ちで律君を応援しながら読了しました(*´ω`*)
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