地理院地図の深掘り の商品レビュー

今尾恵介(著者)

2025/11/13

赤色立体図やらジオイドが地面にめり込んでるところがあるとか磁北線が局所的にズレてるとか、蘊蓄の拡がりが良い

2025/10/28

手描き地図の今尾先生の新たな境地か？
地理院地図をもとにいろいろな考察を行うには必要な操作の本であるが、実際はこういう見方ができるを示唆していて楽しかった。

2025/09/30

ラジオのpodcastで著者の話を聴き、
早速WEBの地理院地図にアクセス。
https://maps.gsi.go.jp/#5/36.104611/140.084556/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

しかし、、、ここから手が出ない。
なんでもできるとあるが、どうしていいかわからない。

そこに来てこの本。
楽しそー。
いろいろいじれるようだ。
ふんだんに載っているカラー写真の地図。
こんな地図を自分の希望の地点で出せたら楽しそう。

でもやってる暇がない。

そもそも、、、
国土地理院の地図には中学生の時からなじみがある。
5万分の1、2万5千分の1。
中学時代、地理研究会なる部活をやってたのだ。
書泉ブックマートやらでポスターのような地図を選んで買い、
自分で8つくらいに折りたたんで、
その地図を片手に都心を歩き、新潟の山を歩き、八甲田を歩いたものだ。

それがいまやネットで無料で手に入る。スマホで見られる、、
見やすさは紙だろうが、操作性は断然スマホ、タブレットだろう。

その辺の便利さがこの本に満載。
マスターしたいなあ、、

第１章　紙では望めなかった機能あれこれ
１８までのズームレベル／5つの地図モード／同じズームレベルでも、北海道と沖縄では縮尺が違う！／自宅玄関と裏口の標高差さえわかる／「ズレた子午線塔」の理由／地図の「北」と、方位磁石の「北」はズレている／３Dモードで、渋谷の見えざる「川」も浮かび上がる

第2章　いろいろと測ってみよう
東京～ロンドン間も、１ｍ単位で計測／「四国最長の川」は本当か？／一筋縄ではいかない！　湖の計測

第3章　多種多様な地図を使おう
地形分類図　「地形」の成り立ちが、一目瞭然！／土地条件図　ハザードマップの資料となる地図／陰影起伏図　溶岩の流れもリアルにわかる／地質図　3億年前の地層も明らかに／赤色立体地図　富士樹海の「隠れた地形」も可視化

第4章 自分だけの地図を作ろう
色別標高図　「吉原」の微高地も、くっきり／断面図で、日本列島の起伏をＣＴスキャン／パワポ併用！　鉄道変遷地図を作ろう／「変な地名」を採集する

第5章　防災に役立てよう
あなたの家の「災害リスク」は？／天災は忘れた頃にやってくる／豪雨災害を迅速に把握せよ／次の地震で動くかも……！？ 「活断層」を把握しよう

2025/07/26

国が無料で提供する高精細、多機能な地理院地図を使い倒すためのガイド。内容もさることながら、著者の溢れ出る地図愛が素敵。