数学がゲームを動かす! の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
数学とゲームの繋がりから始まり最終的にはニューラルネットワークやディープQニューラルネットワークといったAIの話にまで発展し、数学が物理学やプログラムだけでなくAIやアートとも繋がりがあることがわかり最後まで興味深く読むことができました!
Posted by
後半に行くほどDNNやLLMと言った用語が出てきて自分の知っている技術がゲームでも生かされているのだなと感じることができたが、前半に紹介されていたパックマンのキャラクターをどういうように数学的考え方でプログラミングしたかや、ドルアーガの塔のダンジョンをどのようにランダムに生成した...
後半に行くほどDNNやLLMと言った用語が出てきて自分の知っている技術がゲームでも生かされているのだなと感じることができたが、前半に紹介されていたパックマンのキャラクターをどういうように数学的考え方でプログラミングしたかや、ドルアーガの塔のダンジョンをどのようにランダムに生成したかという話はきいたことがなかった。自分が夢中になって遊んだゲームがこのような数学的工夫によって作られていたということを大人になってから知ることができたのは感慨深いですし当時こういったソフトを必死に作ったソフトウェアエンジニアがいたことに感動を覚えます。 Chapter12で紹介されていた森川幸人さんが、AIを使って新しいゲームを開発したいといってそれが採用されてしまってゲームデザインの原案に数式を散りばめて開発の方向を示されたということもすごい話だと思った。しかも数学は高校2年生までしか学んでいなかったにもかかかわらず必要に迫られて改めて学ばれたということがすごい。 2025年、LLMが様々な用途で使われゲーム開発、動画生成などにも活用されているものと思うが、数学を理解する人による工夫をこらしたそして想像力溢れるゲーム開発が行われることをとても期待しています。
Posted by
- 1
